キックボクシング
インタビュー

【KNOCK OUT】会見を途中退席の龍聖「何分かしかない最高の時間を邪魔すんじゃねえよ、クソガキ!」山田彪太朗戦は「保留」

2024/05/20 20:05
 2024年6月23日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催されるKNOCK OUTのビッグマッチ『KNOCK OUT CARNIVAL 2024 SUPER BOUT“BLAZE”』(U-NEXT配信)にて、シュートボクシング日本フェザー級王者・山田彪太朗(シーザージム)との対戦が発表されたKNOCK OUT-BLACKフェザー級王者・龍聖(MAJESTIC/Team KNOCK OUT)。  だが、5月16日に行われたカード発表会見(山田は欠席)では、最初から険しい表情だった龍聖の不満が爆発。質疑応答でもイラ立った様子を隠さず、最後には勝手に席を立ってしまった。そんな龍聖に直撃! 友達には絶対なれないタイプだし、生理的に苦手 ──5月16日のカード発表会見では、山田彪太朗戦に不満を表明して席を立ってしまいましたが、何がそんなに気に入らないんですか? 「ぶっちゃけ、やりたくないんですよ。今さらやりたくないというか、そいつに興味がなくて」 ──以前から、「シュートボクシングでやりたいのは川上叶か魁斗。その2人がツートップ」って言ってましたよね。その川上選手に勝ったのに、何でお前が出てくるんだと。 「そうですね。試合後にリングに上がってきた時も、『お前に興味はねえし、相手にしたくない』と思ってました。でも早くリングを降りてほしかったから、とりあえずグローブタッチまではやったのに、アイツ、まだリングにいたじゃないですか」 ──だからちょっと変な空気にもなりましたよね。 「リングに上がりたいなら上がりたいで別にいいんですけど、タイミングを考えろよって。メインで勝って、俺の時間だったわけじゃないですか。人生を懸けて試合して、そこで勝って、何分かしかない最高の時間を邪魔すんじゃねえよ、クソガキ!って思ってました」 ──会見でも質問が出ましたが、「やりたくない」「やる意味がない」という以上に、山田選手を毛嫌いしているように見えます。 「やっぱり分かりますか。何か、生理的にダメなんですよね。友達には絶対なれないタイプだし、生理的に苦手ですね」 ──じゃあぶん殴って終わらせればいいや、というわけでもない? 「いやもう、関わりたくないですよ、正直」 ──では、もうすぐ代々木第二大会まで1カ月になりますが、まだ試合モードには入っていない? 「そりゃそうですよ。俺にとってはやるって正式に決まったわけでもないし、やる気なんて出ないですよ。そりゃあ『KNOCK OUT』のビッグマッチだから出たいし、俺が出ないでどうするんだという気持ちはありますけど、モチベーションは上がらないですよね」 ──ただし、揚げ足を取るわけではないんですが、川上戦でKO勝ちしていれば、また状況は変わっていたんじゃないかと思うんですよね。 「それは……まあ、そうですね。川上戦はなかなかうまくいかなかったというか、意外と難しかったですね。相性がよくないのは、やる前から確実に分かってたんですけど、実際にやってみて、やっぱりやりにくいなと。ディフェンスが上手で、倒すのは難しいなと。それでも一発当てればいけるかなと思ったんですけど、思ったよりも打たれ強かったし」 ──では、「こうなるかもな」というパターンに「やっぱりなってしまった」という感じなんですね。勝った後、うれしさはあったんですか? それともモヤモヤが残った? 「どっちでもないというか……普通な感じでした。『ああ、試合終わったな』というか。そもそも負ける相手ではないと思ってたから、『倒せなかったねえ。しょっぱいなあ』というか。まあ、そういう部分では今までの試合と違いましたけどね。『終わった!』というのはなくて」 ──爆発的な達成感もないところに山田選手が出てきたから、余計にというところもあったんですね。 「『オイシイとこ取りしてくんじゃねえよ』と思ってました」 ──現状として、龍聖選手としては試合をする気はあるんですか? 「俺に関しては言った通りです。山口代表と話し合いはしてますけど……この時点では、特に山田彪太朗戦については『保留』ですね」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント