▼バンタム級 5分3R
〇アリ・タレブ(スウェーデン)11勝1敗
[判定3-0] ※30-27, 30-27, 29-28
×ナウラス・アブザク(ヨルダン)12勝6敗
コ・メインのバンタム級戦では、アリ・タレブとナウラス・アブザクが2021年3月以来、3年2カ月ぶりの再戦。当時はタレブが2R TKO勝ちしている。
MMA9勝1敗、26歳のタリブは、現UFCファイターのヴィニシウス・オリヴェイラにも3R TKO勝ち(2022年7月)している強豪。そのオリヴェイラは『UAE Warriors』で吉野光に初回TKO勝ちし、3月のオクタゴン初戦でも跳びヒザKO勝ちしていることから、単純比較はできないものの、タリブもそのクラスにいるのは間違いない。
しかし、2023年9月の前戦では、PFL欧州でクルシェド・カコロフの右カーフ、左ハイなどの蹴り技を受けて判定負けしており、アブザクとの再戦で勝利し、再起したいところ。
対するMMA12勝5敗、32歳のアブザクは、タレブ戦の敗戦後は5勝1敗。2023年10月にヴィクター・ヌネスに初回TKO負けを喫するも、2024年1月の前戦ではアゾウズ・アンウァーに1R リアネイキドチョークで一本勝ちで再起を遂げている。
1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るアブザクにタレブは右アッパーから左フックの飛び込み。アブザクはシングルレッグに切るタレブは右アッパー。しかし足を手繰るアブザクがドライブ。そこにギロチンチョークを合わせるタレブだが、首を抜くアブザクが上に。
Close Call In The Third!
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タレブは足を効かせて下から打撃。その立ち際にバックを狙うが、タレブは正対して離れる。
タレブは右アッパー、ストレートが強打。そこにヒザを突くアブザク。右アッパーの入りが独特のタレブ。さらに右フック、ストレート。アブザクは右ロー。タレブの左フックはかわす。
右ボディを突くタレブ。右から左のアブザクをかわすタレブは左ボディ! さらに詰めて右アッパー、アブザクは左フックを返す。
2R、アブザクが先に中央へ。ワンツーも右回りのタレブの右ローに右を合わせる。タレブは右の強打。アブザクはシングルレッグで尻を着かせるも、すぐに金網に這い立ち上がるタレブはチョークも狙いながら離れる。
右アッパーさらにサウスポー構えにスイッチもするタレブ。オーソに戻して左フック。さらに詰めて右ボディ! 左フック、右の連打を当てるが、アブザクは右で押し戻す。
アブザクのアイポークに、タレブはすぐに再開。右カーフを当てると、左フックをガード上に。さらに右ボディストレート。左ジャブで詰めると、アブザクも左を突くが手数が足りない。タレブはニータップのフェイントから左右で前に。さらに右ボディを突いて金網に詰めるが、アブザクは左にサークリング。詰めるタレブが右バックフィストを打ち込みゴング。
3R、中央に出るアブザクに、右に回るタレブ。アブザクのワンツーをステップバックでかわすタレブは前に出て右ストレート! そこでシングルレッグのアブザクにバックを狙うタレブ。しかし片足持ち上げてテイクダウンのアブザクに、タレブはギロチンチョーク! 頭を抜くアブザクに、下からタレブはクローズドガードで鉄槌。
顔面から出血するアブザクに、タレブは下からこつこつ鉄槌。上のアブザクのパウンドが空振り。互いに上下で細かい打撃を打ち合い。上からヒジ打ちは禁止のPFLでアブザクはパウンド。金網まで押し込むもゴング。すぐに立ち上がるタレブが両手を挙げた。
判定3-0(30-27, 30-27, 29-28)で勝利したタレブはバンタム級準決勝進出。アルダジャと対戦する。
YOUR CO-MAIN SO FAR.
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🇮🇶ALI TALEB 🆚NAWRAS ABZAKH 🇯🇴
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