(C)RIZIN FF/UAE Warriors/ROAD FC
MMA戦績10勝0敗、フィニッシュ率100パーセントのキルギスの23歳ラジャブアリ・シェイドゥラエフがRIZINとの契約を発表。6月9日(日)の『RIZIN.47』代々木第一体育館大会出場をアピールした(※追記・榊原信行CEOが9日夜・代々木大会にフェザー級での参戦を発表)。
シェイドゥラエフは、アマチュアMMAのGAMMAフェザー級王者から、ロシアACAで連勝後、2023年2月のONE Championshipでマーティン・ニューイェンと対戦予定もキャンセル。2023年の「ROAD FC グローバル63kgトーナメント」に参戦し、準々決勝でRIZINにも参戦中のヤン・ジヨン(韓国)に1R リアネイキドチョークで一本勝ち、アジアでの注目を高めた。
2023年8月の準決勝では、原口央と対戦予定も、63.2kgで体重超過。計量遅刻と体重超過により「失格」でトーナメントを離脱すると、2023年10月17日には、日本の藤田大和が連続一本勝ちを決めた『UAE Warriors 45』に参戦。マゴメド・アルアブドゥラ(12勝1敗1分)と対戦し、2Rにリアネイキドチョークを極めて戦績を10戦無敗(6一本勝ち、4KO・TKO)としている。
そのUAEWでは、139ポンド(63.04kg)のキャッチウェイトで戦ったシェイドゥラエフは、12日後のROAD FCトーナメント3位決定戦はキャンセル。今回のRIZINとの契約に至った。
アマチュアフェザー級王者からプロデビュー4戦はフェザー級で戦っていたシェイドゥラエフはACAでバンタム級に落としたが、ROAD FCで体重超過。UAEWでもキャッチウェイトで戦っており、地元メディアにはRIZINではフェザー級で戦う可能性を語っている。
マネージメントチームは、「我々のファイターが、この大会に参戦します」と、6月9日の『RIZIN.47』代々木第一体育館大会のポスターを投稿し、シェイドゥラエフもそれに呼応。「俺の前に立ちはだかるやつはみんなブッ潰す」とのコメントを発表している。
果たして、無敗のシェイドゥラエフのRIZINデビュー戦はいつになるか。そしてその階級はバンタムかフェザーか。いずれにしても両階級の選手たちにとって、脅威のキルギス戦士の参戦だ(※追記・9日夜にSNSで榊原CEOがフェザー級での参戦を発表。武田光司が「俺しかいない」と対戦をアピールしている)。
俺しかいないと思う。@rizin_PR https://t.co/0xfpWW2wwa
— 武田光司 koji takeda (@koujitakeda0813) May 9, 2024