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【RIZIN】斎藤裕が鈴木千裕vs.金原正徳を語り、同じフェザー級で「なかなか強敵だなと思った」「道は険しくなる一方」としたのは

2024/04/30 22:04
 2024年4月29日(月・祝)東京・有明アリーナ『RIZIN.46』のメインイベント、RIZINフェザー級(66.0kg)タイトルマッチ5分3Rの王者・鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)vs.挑戦者・金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)について、同じフェザー級の斎藤裕(パラエストラ小岩)が感想を語った。  自身のYouTubeチャンネルで『RIZIN.46』の主要試合について触れた斎藤。その中で鈴木vs.金原について「僕はファーストコンタクトどうなるかなって見ていましたけれど、いい感じで金原さんが組み付いていって。そこから何か展開を作るかなと思っていたけれど、ローブローがあったりしてブレイクになりましたけれど鈴木選手がしっかり反応して。金原さんの組みってものに対して低く構えていたのがあったので、そんなに焦りは見えなかったですよね」と、鈴木の冷静さを指摘。 「逆にあれで1回リセット出来たことで精神的にラクになったのかなって思いますけれど、細かく動きながら左右のローキックで前足・奥足を蹴りながら試合を作っていって。金原選手が入るタイミングを伺っていたと思うんですけれど、攻めあぐねているな、打撃の交換があるなって時に一発入ったのかな。それで鈴木選手が距離を掴んで、一気に詰めたって感じですよね」と、最初の組みの攻防をリセットすることが出来たのが大きかったと見た。  鈴木に関しては「パトリシオ戦みたいな感じでしたよね。振っていきながら回転の中に巻き込んでいくみたいなスタイル。鈴木選手は少しでもあの展開を作りたかったはずなんですよね。それを1Rで持っていけたので。あそこまで巻き込まれると、これは鈴木の試合だなって思って見ていて。金原さんがリセット出来るかなと思って見ていたけれど、何発かもらっていくうちに下になってまとめられて。  あれを凌いでいけば2R以降チャンスがあったかもしれないけれど、あのワンチャンスというか勝負どころで決めるというのは、鈴木選手のピットブル戦とケラモフ戦の良さが今回も出たなっていう感じに見えましたね。見事なKO勝利でした」と王者・鈴木を称えた。  同じフェザー級として鈴木を意識する言葉が出るかと思いきや、斎藤はそこに触れることなく外国人選手2人について話し始めた。 「フェザーでやった2試合、ノジモフとコレスニックも強いですね、なかなか。いよいよコロナも落ち着いてきて海外の選手も入ってこれる状態になってきたので、日本人選手はなかなか厳しくなりますよね。ああいう選手に勝たないと上位陣と出来なかったり、チャンピオンシップに進めないとなるとなかなか道は険しくなる一方だなと思いました」と、中原由貴(マッハ道場/MAJESTIC)に判定勝ちしたビクター・コレスニック(ロシア)と山本空良(パワーオブドリームジム)にTKO勝ちしたイルホム・ノジモフ(ウズベキスタン)に注目。 「彼らの次の相手も気になるけれど、2人ともいい選手ですね。チャーリーさんはこれ以上張り切ってくれなくていいかなと思います。もう十分いるので、各階級。もういいかなって感じですね。コレスニックは特に強いね。あの運動量と攻撃のヒット数っていうんですか。なかなか強敵だなと思いました」と、RIZINに強豪外国人選手を招聘しているチャーリー柏木氏に“もう十分”と、これ以上発掘しないでくれと冗談交じりに訴えていた。
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