2024年4月29日(月・現地時間)、ボスニアで6月29日に開催を予定している『K-1 WORLD GP 2024 in Sarajevo』の記者会見が行われた。
同大会の会場は、ボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボ市にある「スケンデリヤ・アリーナ」に決定。会見には、多数のテレビ局や現地メディアが訪れ、“K-1が世界に戻ってきた”というニュースが世界へ向けて配信された。
会見には、日本からK-1のカルロス菊田プロデューサーがオンラインで出席。また、ボスニア大会のライブストリーミングを世界中に配信する「MojaTV」のアルミル・シェチカノビッチ社長を含め、ボスニアの重鎮が出席し、今大会への関心の高さを示すこととなった。
今大会は、『K-1 WORLD GP 2024 in Sarajevo』として12月14日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館で行われる『K-1 WORLD GP 2024 in Tokyo』への出場切符をかけた、無差別級8名による1dayトーナメント4試合が組まれ、トーナメント優勝者1名が東京で行われるFinal Tournamentへ出場することが決まっている。
無差別級世界予選トーナメント4試合の対戦カードは、以下の通り。
▼無差別級世界トーナメント予選第1試合“トルコのターミネーター”カディル・イルディリム(トルコ/D&Kスポーツセンター)“ボスニアライオン”アドナン・レズヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ/グラディエータージムサラエボ)
▼無差別級世界トーナメント予選第2試合“グリズリー”クラウディオ・イストラテ(イタリア/コンバットジム)“ザ・ソルジャー”ニダル・ブチリ(オランダ/ヘマーズジム)
▼無差別級世界トーナメント予選第3試合“ザ・ビースト”アリン・ネキタ(トルコ/トルネードファイトジム)“ザ・イゴール”イゴール・ミハルジェビッチ(クロアチア/オールドライオンジム)
▼無差別級世界トーナメント予選第4試合“スロバキアの番犬”イヴァン・バルテク(スロバキア/ケルベロスジム)“ボスニアヒーロー”ダニロ・トシッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ/アレスジム)
注目は、昨年のK-1無差別級世界トーナメントに出場し、決勝戦で中国のリュウ・ツァーと王座を争った“イタリアのビースト”こと“グリズリー”クラウディオ・イストラテだ。豪快なロングフックが武器のイストラテが、予選を勝ち抜き、再び日本へやってくるのか。