今後もベアナックルで戦いたい、米国のBKFCにも乗り込みたいと意欲を燃やす篠塚
2024年4月29日(月・祝)東京・有明アリーナ『RIZIN.46』の第3試合にて、ベアナックルファイトでJ.マルチネス(米国)を1R1分33秒、KOした篠塚辰樹(MASTER BRIDGE/剛毅會)が試合後インタビューに答えた。
「安心しました。よかったですわ」と、KO勝ち出来て安堵したと篠塚。「ハンパじゃなくスリリングで楽しかった。鼻を折った感触があった(※マルチネスは試合後に「そんなことはない」と否定)。上がりすぎちゃった部分もあったけれど、一気に相手が来たのでいい感じでスイッチ入りました」と初のベアナックルファイトは楽しかったと振り返った。
素手で殴った感触は「ヤバいですね、めり込んだみたいな。痛そうって」というもので、自分の拳は「もともと折れてたところがあったので(右拳)。割れてはいないのですぐに試合します。1週間もしたら大丈夫です」と大きな怪我はないとした。
「組んだ時は強かったけれど、身長差もあったしボクシング技術には差があった。被弾は何発かして痛かったけれど、フックを肩にもらったのはめっちゃ痛かったです。腕を殴るのもありだと思いました」と技術差があったとし、「グローブの方が(相手のパンチは)見やすくて、素手の方が小さいので見にくいんですが、拳一個分の動きでよけられるので。一個しかよけてないので」と最小限の動きでよけられたという。
今後もベアナックルの試合をしていきたいとする篠塚。「今後もみんなが見たい試合をどんどんして行って、もっとRIZINを違う方向から盛り上げようかと思っています。アメリカでもやりたいし、日本人が見たいならまた日本でもやります。MMAもやります。やりたいことやるって感じです」とBKFC米国大会にも出たいとした。
また、今回の対戦相手に日本人選手が名乗り出ていたことについて聞かれると「本当に出来るのかなって思いますよ。口では何とでも言えるので。みんなが見たいなら、やりたい相手が出て来るなら俺もやるし、みんなが見たいならやるし」と、実際に出来るのかと疑っているようだった。