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2024年4月27日(日本時間28日)米国ラスベガスのUFC APEXにて『UFC Fight Night: Nicolau vs. Perez』(U-NEXT配信)が開催される。
プレリムの最終メインカードでは、バンタム級で、ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)とビクター・ヘンリー(米国)という、いずれも日本を主戦場にしていた2選手が対戦する。
▼バンタム級 5分3R
ハニ・ヤヒーラ(ブラジル)28勝11敗(UFC13勝5敗)
ビクター・ヘンリー(米国)23勝6敗(UFC2勝1敗)
アタイジ・ジュニオールの愛弟子で、2007年のADCCではレオナルド・ヴィエイラに一本勝ちして優勝を遂げたハニ・ヤヒーラは、日本のHERO'S、Dynamite!! 等を経て、2011年1月にUFCに参戦。後のATTの名将マイク・ブラウンに判定勝ちからオクタゴンデビューし、実にUFC13勝5敗の戦績を挙げている。
対するビクター・ヘンリーは、ジョシュ・バーネットに師事して2010年にプロMMAデビュー。2014年7月のGRAND SLAM旗揚げ戦で初来日すると所英男にTKO勝ち。以降、PANCRASE、DEEP、RIZINで活躍し、2019年3月には元谷友貴に判定勝ちでDEEPバンタム級王者にも輝いた。2022年1月からUFCに参戦し、2勝1敗と勝ち越している。
粘り強いテイクダウンからの極めを武器とするヤヒーラは、レイ・ロドリゲス、カン・ギョンホ相手に連勝も、2023年4月の前戦でモンテル・ジャクソンに1R KO負け。
一方のヘンリーは、2023年3月にトニー・グレーブリーにスプリット判定勝ちも、10月の前戦でジャビッド・バシャラートから2R、ローブローを受けて悶絶。試合続行できず、ノーコンテストとなっている。
ドクターから「金的に当たったわけじゃないだろう?」との声に、実況・解説陣が一斉に驚きの反論をした通り、ジョシュは試合後、「彼の睾丸はサツマ(マンダリン)ほどの大きさに腫れ上がっている」と語っていた。
あれから半年、復帰戦で柔術でMMAを戦うレジェンドと対戦するビクター・ヘンリーにインタビューした。