2024年4月24日(水)都内にてK-1グループ全社会が行われた。これはK-1を運営するM-1スポーツメディア、K-1オフィシャルジム各代表、マネージメントからプロデューサーまでK-1に関わる全てのスタッフが参加して全体の報告会を行うというもの。
この会にK-1創始者であり、現K-1アドバイザーの石井和義・正道会館館長が初めて出席。その前に行われたジム会議から参加して熱心にK-1の現状把握に務めていたという。
石井館長は全スタッフの前で「格闘技の団体でいろいろなシステムを作って、数字の管理やコンプライアンスもして日々努力している団体は世界中探してもK-1だけだと思います。その先に見えるのは栄光しかないので、格闘技の団体で唯一上場を目指している会社ではないかと思いました。それが出来る団体だと思います。皆さんが他の目標になる団体にしていって欲しいと思います」とメッセージ。
続けて「スターを創る時にはマネジメント業が大事です。マネジメントしてあげて稼がせてあげないといけない。日本も個人のスターたちが稼げる時代になってくると思うので、次のスターを自分たちが作っていけばいいと思います。卒業していった選手たちには、頑張れよ、大スターになって戻ってきなよと送り出して、その選手たちが戻って来たくなる団体にして欲しいです」と、K-1の最初のスター選手だった佐竹雅昭がK-1を去った後、日本人にスターがいないなら外国人をスターにすればいいと考えた、との事例をあげて去る者は追わずで新しいスターを作っていきましょうと語りかけた。
最後には「感動して帰らせていただきます。素晴らしいです。ありがとうございました」と、現在のK-1の取り組みに感心したとの感想を述べて挨拶を締めくくっていた。