2024年4月21日(日)大阪・176BOXにて皇治プロデュース『NARIAGARI vol.4』が開催された。
同大会の前日計量・会見にて、ワンマッチで対戦する内山朋紀と楓冬が乱闘騒ぎを起こし、エキサイトした楓冬が大会メインスポンサーであるスパシャンのタワーのように陳列されていた商品を叩き崩すという事件が起こった。
スパシャンの香野大輔代表取締役は怒りを露わにし、会見後の囲み取材にて「次回からどうしようかな、今回すら嫌やなっていう」とスポンサーからの撤退を示唆。スパシャン公式Xでも「我々が協力出来る事はありません」との声明が発表され、ネットでも非難の声が多数上がるなどの大問題に発展。
NARIAGARIの存続さえ危ぶまれたが、イベントCEOを務める皇治は楓冬を連れて香野社長に謝罪、話し合いを行ったという。
試合では、楓冬が苦戦しながらも内山に判定勝ち。解説の細川バレンタインから厳しい言葉を浴びせられるなどの一幕もあった。
そして大会のエンディングにて、リングに上がった香野社長はマイクを持ち「昨日からいろいろあって本当は僕、今日来るのも嫌やったんですけれどいろいろ話をして。僕たち大人たちが若い人たちのチャンスをつかむ場の提供をこれからもしていきたいなという中で皇治くんとも話をしたんですけれども。楓冬くん、昨日いろいろあったけれど…ちょっと来て!」と楓冬を呼び出す。
【写真】「めちゃくちゃカッコつけますやん」とツッコむ皇治(C)NARIAGARI 香野社長が「な、いろいろあったな」と肩を叩くと、楓冬は「すいませんでした」と頭を下げる。
すると香野社長は「いろいろあったけれど、彼の取った行動はそんなによくないんですけれど将来を見てみたいなと。この先ずっと、彼と伴走してみたいなということで彼のスポンサーになろうかなと思って」と、一転して楓冬の将来に期待してスポンサーになると発表。
皇治は「めちゃくちゃカッコつけますやん。反町隆史みたいなオーラ出してくるやん。でもほんまにそう言っていただけて本当に嬉しいです」とツッコミを入れつつ感謝を述べる。
香野社長は「だから次のNARIAGARIは俺を呼ばんといて。楓冬のスポンサーはすると言ったけれど、NARIAGARIはね」と再びスポンサーからの撤退かと思われたが、「まあ頑張って伴走して、彼の将来を見ましょう」と、これからも協力することを伺わせた。
今回の騒動の中心人物である楓冬は「ありがとうございます。すいませんでした」ともう一度頭を下げた。