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2024年5月19日(日)東京・ニューピアホールにて開催される『プロ修斗公式戦 2024 Vol.4』第1部のカードが発表された。
いよいよ世界女子ストロー級初代女王を決める運命の一戦が決定。
3月の後楽園ホール大会で幕を閉じた「epsomsalt seacrystals presents インフィニティリーグ2023 女子ストロー級」。優勝は1R一本勝ち、2RKO勝利の2度のフィニッシュを決め、3勝1分で勝ち点10を獲得した藤野恵実(JAPAN TOP TEAM)。
そして、史上初のリーグ戦2度制覇を狙った杉本恵(AACC)が勝ち点7を獲得したが惜しくも準優勝に終わった。リーグ戦績は両者共に負けなしの3勝1分だったが、インフィニティリーグの醍醐味である「より早く、より多く、勝利した者がリーグを制す」を実践した藤野が優勝を飾り、まさにこの二人の点差にリーグ戦の妙味が現れた結果となった。
そして、リーグ戦で唯一のドローとなった試合でもあり、今回の一戦は初代女王の座と決着戦の意味合いも含んでいる。
当初からリーグ戦の1位と2位で初代女王決定戦を行うことはアナウンスされており、杉本は計画的に2位を狙い、手の内を見せていない可能性も考えられる。直接対決の際もあえてのドロー狙いだったのか。
5分5ラウンドとインフィニティリーグの倍以上の試合時間が果たしてどう影響するのか? その答え合わせとなるのが、5.19ニューピア決戦。修斗史に初代女王としてその名を刻むのはフルスロットルでその強さを見せつける“ブルファイター”藤野か、それとも“クールビューティー”杉本か。
その他には3月の後楽園ホール大会で発表されたフライ級世界ランキング1位の関口祐冬(修斗ジム東京)と7位の石井逸人(TRIBE TOKYO MMA)の一戦と旭那拳(THE BLACKBELT JAPAN)の負傷により延期となった田上こゆる(BLOWS)の一戦が今大会へスライド。
ストロー・フライ級のトップコンテンダーの旭那と関口が、最強のランカーを迎え撃つこととなった。
そして、この2つの階級のタイトルホルダーは修斗史上初の世界王座同時制覇を成し遂げた“NEVER GIVE UP!”新井丈。
2023年は新井丈に始まり、新井丈で終わった程のインパクトを残したが、下半期に向けて2階級世界王者・新井丈の動向も気になるところだ。果たして新井はどちらの階級での防衛戦を選ぶのか? 次期挑戦者決定戦の意味合いも含んだサバイバルマッチ最終決戦となる。
また、優勝賞金100万円で大きな話題となっている「epsomsalt seacrystals presents インフィニティリーグ2024」フライ級のヤックル真吾(同級世界4位/T-REX柔術アカデミー)と須藤晃大(EXFIGHT)の一戦。
ここに2024年度新人王トーナメント一回戦、前田壮吉(リバーサルジム横浜グランドスラム)vs.シモン・スズキ(和術慧舟會HEARTS)を加えた第一弾の5カードがリリースされた。
第2部で行われる修斗とYUFの日中対抗戦が注目されているが、第1部の修斗のサバイバルマッチもどうなるか、注目したい。
プロフェッショナル修斗公式戦【第1部】
PROFESSIONAL SHOOTO 2024 Vol.4
2024年5月19日(日)東京・ニューピアホール
[開場]12:00[開始]12:30 ※開場中にオープニングファイトを実施予定
▼世界女子ストロー級チャンピオン決定戦 5分5R
藤野恵実(JAPAN TOP TEAM)
杉本 恵(AACC)
▼ストロー級 5分3R
旭那 拳(同級世界1位/THE BLACKBELT JAPAN)
田上こゆる(同級世界5位/BLOWS)
▼フライ級 5分3R
関口祐冬(同級世界1位/修斗ジム東京)
石井逸人(同級世界7位/TRIBE TOKYO MMA)
▼epsomsalt seacrystals presents インフィニティリーグ2024 フライ級 5分2R
ヤックル真吾(同級世界4位/T-REX柔術アカデミー)
須藤晃大(EXFIGHT)
▼2024年度新人王決定トーナメント一回戦 フライ級 5分2R
前田壮吉(リバーサルジム横浜グランドスラム)
シモン・スズキ(和術慧舟會HEARTS)