2024年4月21日(日)東京・後楽園ホール『RISE 177』の前日計量&記者会見が、20日(土)都内にて14:00より行われた。計量は全員がパス。
セミファイナルのバンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで対戦する、同級5位・良星(KSR GYM)はリミットちょうどの55.0kg、同級6位・京谷祐希(TEAM TEPPEN)は54.95kgでそれぞれ計量をパス。
2023年7月以来の試合となる京谷は「久しぶりの試合で。久しぶりに明日試合をするので、その対戦相手が良星くんということでRISEで戦ってきた2人なので漢気ある試合をしようと思います。どうですか?」と良星に問いかけると、良星は「ぜひバチバチ殴り合いましょう」と答えるが、京谷は「ごめんなさい。それはやめておきます」と、いきなり空かした。
これが2022年4月以来の復帰戦となる良星は「京谷選手より久しぶりで約2年ぶりに帰ってくることが出来ました。復帰戦ですが、きっちり自分のやるべきことをやって備えてきたのでよろしくお願いします」と復帰の挨拶。
京谷から漢気との言葉出たことから、漢気とは何かとの質問が出ると、京谷は「僕は、ちょっと話題になっていた言葉なので使いたかっただけなので漢気はなくて。ちょっと使ってみました。ごめんなさい」と、今大会で行われる『漢気トーナメント』が話題となっていたから言葉を使っただけと苦笑。
すると良星は「55kgがちょうど4人いるので、第2トーナメントにしませんか? 全然やりたいなと思っていたので。60kgだけではさびしいので」と、なんと自分たちもトーナメントにして欲しいと提案。
これに夏目竜雅(TRY HARD GYM)が「僕は全然OKです」と答え、まさかの緊急トーナメント開催かと思われたが、京谷は「俺たち同じチームやで」と、夏目と対戦する彪司(TEAM TEPPEN)と所属が同じであることから無理と返答。良星は「難しいみたいですね」とトーナメント開催は諦めた。
両者の対決は最近のRISEでは珍しいベテラン対決となり、そのことについて聞かれると京谷は「気分は若手だと思っていた」ととぼけるも「戦いを表現してお客さんに見せるのがRISEなので、ベテランも若手も関係ない」と答える。
良星は「僕も自分のことはベテランだと思ってないです。ピチピチの27歳です」と笑い、「京谷選手とは過去に何回か試合が組まれるはずだったんですが流れてきていたので、やっと試合が出来るのでめちゃくちゃ楽しみにしています。フェイスオフでも気合いが入っているようだったので楽しみです。相手にとって不足はありません。試合が決まってからから死ぬ気で練習してきたので楽しみです」と、やっと実現した試合が楽しみでならないとする。
これに京谷も「アジアトーナメントがあった時から僕と良星が戦う予定があったんです。ランキング上で僕もずっと意識していました。早くやりたいと思っていたんので僕も気合いバッチリです。良星を倒すためだけの練習をずっとしてきたので、その気持ちが僕の漢気。明日の試合で良星を倒すようにしてきたのでよろしくお願いします」と、同じく戦いたい相手だったと話した。