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【PFL】ムサエフが脅威のKO勝ちで17勝無敗! ゴイチがネイマンとの再戦制す、ウマラトフがコレシュコフに判定勝ち、元ONEラマザノフが6P獲得12勝無敗、フェザー級ボリッチがバルゾラに競り勝ち、ブラガが父の死乗り越え、1R残り1秒TKO勝ち6P、ヒズリエフが15戦無敗も3P

2024/04/20 08:04

【アーリーカード】

▼フェザー級レギュラーシーズンバウト 5分3R
〇アダム・ボリッチ(ハンガリー)19-2/145.8lbs ※3P獲得
[判定3-0] ※29-28×3

×エンリケ・バルゾラ(ペルー)20-8-2/146lbs

 ボリッチは、Bellatorで4連勝後、2022年10月の前戦でパトリシオ・ピットブルのフェザー級王座に挑戦し判定負け。ヒザの負傷から1年半ぶりの復帰戦となる。

 バルゾラはUFC6勝3敗1分。Bellatorでダリオン・コールドウェルに3R TKO勝ち。バンタム級GPではワイルドカードでニキータ・ミハイロフに判定勝ちも準決勝でマゴメド・マゴメドフに4R ギロチンチョークで一本負け。2022年10月にフアン・アーチュレッタに判定負けで連敗も、エリック・ペレス、ジェイロン・ベテスにいずれも判定勝ちで2連勝中。

 1R、ともにオーソドックス構え。開始早々バルゾラの左インローがローブローに。再開。ボリッチは右ロー。互いに左もボリッチの長い左が顔面をとらえる。さらに右カーフにバランスを崩すバルゾラ。

 左ジャブと前手フックのボリッチ。詰めるバルゾラは大きな右フック。シングルレッグも、切るボリッチがシングルレッグで持ち上げ崩して離れる。

 ジャブ&ローのボリッチ。中に入れないバルゾラはジャブの刺し合いで届かず。ボリッチの手がアイポークも再開。詰めるバルゾラは、ヒザを突いて押し込み、ボディロックテイクダウン。立ち上がるボリッチを力を使い、2度持ち上げ崩して手を着かせてバックを奪うも両足はかけず。立ち上がるボリッチが右で差して押し込みゴング。

 2R、左ボディすストレートを突き、右オーバーハンドを振るバルゾラ。サークリングして左ジャブのボリッチに組みつくが、突き放すボリッチ。左振って前に詰めるバルゾラに、カウンターの右ストレートを打ち抜いたボリッチがダウンを奪うと、立ち上がるバルゾラに左右の連打から首相撲ヒザも。

 さらに詰めると、スタンドバックにつこうとするバルゾラを前に落としてさらに左右。しかし、そこにダブルレッグテイクダウンはバルゾラ! ハーフガードから右で枕で背中を着かせてパスガード、マウント&パウンド。しかしブリッジでリバーサルするボリッチが立ち上がりヒザへ。それを潰して押し倒したバルゾラが休まずパウンドで飛び込みゴング。

 3R、互いに左ジャブ。長さはボリッチ。ワンツー。左サークリング。圧力かけるバルゾラは右フック、ストレートで前に。右アッパーにはボリッチが左を返す。右オーバーハンドのバルゾラ。ニータップも差し上げるボリッチ。

 右アッパー、左フックはバルゾラ。ワンツーを返すボリッチに右アッパーはバルゾラ。ボリッチは上から右カーフ。バルゾラのヒザ着きのダブルレッグは切ったボリッチはだが、2度目のダブルレッグでテイクダウンを奪うバルゾラ。

 右パウンドに差して立ち上がるボリッチも組んで四つから小外も倒されないバルゾラ。跳びヒザのボリッチもさばいてゴング。判定は3-0(29-28×3)でボリッチが勝利。ヒズリエフと並ぶ3Pを獲得となった。

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