▼第3試合 キャッチウェイト(-55.3kg契約)ムエタイ 3分3R
〇ペットナムコン・モンコルペット(ラオス)
判定3-0
×大田一航(新興ムエタイジム)
大田は「一航」のリングネームでNJKFをホームリングに、様々な団体に出場。今や兄の大田拓真とともに、NJKFをけん引する存在となった。2023年は1月にBigbangスーパーバンタム級王座を防衛、3月のKrushでは晃貴に初回KO負けで苦杯をなめさせられ、7月には前田大尊にも黒星を喫したが、10月はTKO勝利。12月は判定勝ちでBigbang王座を再び防衛し、後半巻き返して1年を終えた。しかし、2024年初戦のNJKF2月大会では真琴に判定で敗れ、NJKFスーパーバンタム級王座を逃した。兄・大田拓真(2023年9月に初出場で判定勝ち)に続いてのONE参戦となる。
ペットナムコンは2023年12月に『ONE Friday Fights 43』でONE初参戦、BM・フェアテックスにKO勝ち。2戦目は2024年2月にペイマン・ゾルファガリに判定負けしている。
1R、大田はジャブでけん制するが、ペットナムコンはジャブから右ミドル、右ロー。ペットナムコンは右ミドルを大田の左腕に当てていき、大田も右ミドルを返すがペットナムコンはスネでカットする。ペットナムコンはいきなりの左飛びヒザ、意表をつかれた大田は左フックのカウンターでもらい仰向けにダウンを喫する。立ち上がった大谷ペットナムコンは右ハイを当てるが、大田はパンチで前へ出て行く。ペットナムコンの強い右ロー、右ミドルをもらいすぎに見える大田。
2R、ペットナムコンは右ミドルから右フックの連続技。さらに右ローを蹴る。大田はジャブを伸ばし、左ミドルに左ボディを返す。大田はパンチで前へ出て行くがペットナムコンに左右ミドルを蹴られる。組んでのヒザの蹴り合いはペットナムコンが蹴って終わる。前に出てワンツーを打つ大田にペットナムコンは左右ミドルを次々と蹴り、大田は足払いでペットナムコンをコカす。
3R、ペットナムコンはサウスポーにスイッチし、前へ来る大田を前蹴りで押し返し、カウンターのヒザと左ミドル。ペットナムコンはオーソドックスに戻る。ミドルの蹴り合いとなるもペットナムコンの蹴りが快音を発して綺麗に決まる。大田は左ボディをヒットさせるがペットナムコンは首相撲に持ち込んで追撃を許さない。大田のワンツーを頭を下げてかわすペットナムコン。最後まで顔面のクリーンヒットを許さなかった。