(C)RIZIN FF
2024年4月19日(金)、RIZIN公式SNSが、『Yogibo presents RIZIN.47』(6月9日・国立代々木第一体育館)の第2弾カードとして、クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)とフアン・アーチュレッタ(米国)の対戦を発表した。
▼RIZINフェザー級(66.0kg)5分3R
クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)※元RIZINフェザー級王者
フアン・アーチュレッタ(米国)※元RIZIN&Bellator世界バンタム級王者
クレベルは、2019年9月からMMA7連勝でRIZINフェザー級王座を戴冠。2022年大晦日にパトリシオ・ピットブルに判定負け後、2023年6月に現同級王者の鈴木千裕との王座戦で400gの体重超過で王座剥奪も、1Rに腕十字を極めた(※ノーコンテスト)。
2023年9月に金原正徳に判定負けで約14年ぶりに日本人に敗れるも、2023年12月に斎藤裕を3R ダースチョークに極めて再起を果たしている。
今回のアーチュレッタ戦の決定に、クレベルは堀口恭司(vs.セルジオ・ペティス)が所属する米国フロリダのアメリカントップチームで出稽古を行っており、北米MMAの猛者であるアーチュレッタ対策を練っている。
対する、元NCAAディビジョン1レスラーのアーチュレッタは、KOTC時代に、世界ジュニアウェルター級・ライト級・バンタム級・フライ級の四階級を制しており、昨年末バンタム級からフェザー級転向を表明していた。
2019年9月に、Bellator世界フェザー級王者パトリシオ・ピットブルに挑戦するも5R判定負けで戴冠ならなかったアーチュレッタは、2020年9月の「Bellator世界バンタム級王座決定戦」でパッチー・ミックスに判定勝ちでバンタム級王座戴冠。
2021年5月にセルジオ・ペティスに判定負けでバンタム級王座から陥落すると、2022年12月にRIZINバンタム級に初参戦。
強豪キム・スーチョルにスプリット判定勝ちを収めると、2023年5月に井上直樹にも判定勝ち。2023年7月の『超RIZIN.2』での「RIZINバンタム級王座決定戦」で扇久保博正に判定勝ちし、米国人史上初のRIZIN王座獲得に成功している。
しかし、2023年大晦日の『RIZIN.45』での「RIZINバンタム級タイトルマッチ」で2.8kgの体重超過。ベルト剥奪の上、レッドカード・戻し体重制限のなか、朝倉海に2Rにヒザ蹴りをボディに受けてダウンし、そのままパウンドでTKO負け。RIZINで初の黒星を喫していた。
日本での再起戦は、2020年1月にヘンリー・コラレスに判定勝ちして以来となるフェザー級(66kg)戦に。タフなレスリングによるテイクダウンと、MMA打撃が融合したアーチュレッタは、これまで一本負けは、キャリア2年目の2015年3月にWSOFでアンドレス・ポンスの三角絞めに敗れた1敗のみ。
RIZINフェザー級でアーチュレッタが二階級制覇に向けて、元王者を下すか。それともクレベルが、返り討ちにするか。