キックボクシング
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【ONE】ロッタンの復帰戦が決定、K-1に来日経験のあるピューリックとキックボクシングルールで対戦=6・8タイ『ONE 167』

2024/04/18 18:04
 2024年6月8日(土)タイ・インパクトアリーナ『ONE 167』(U-NEXT配信)にて、ロッタン・ジットムアンノン(タイ)の復帰戦が決定した。  ロッタンは2018年3月にスアキムを破り日本でも名が知られるようになり、同年6月にRISEに初来日。那須川天心とRISE世界フェザー級王座を争い、延長戦の末に敗れるも那須川を追い詰めて一躍人気選手となった。同年9月からONEに参戦し、2019年10月にボルター・ゴンサルベスを破りONEムエタイ世界フライ級王座に就いた。同王座は4度の防衛に成功。  2023年9月、スーパーレックとのキャッチウェイト戦(当初はロッタンが保持するONEフライ級ムエタイ世界王座を懸けたタイトルマッチで行われる予定だったが、スーパーレックが体重超過したためノンタイトル戦となった)で判定負け。2024年1月のONE日本大会で武尊との激突が発表されるも、左手の負傷で欠場していた。戦績は270勝43敗10分。  怪我からの復帰戦となる今大会では、デニス・ピューリック(カナダ/ボスニア・ヘルツェゴビナ)とのフライ級キックボクシング3分3Rでの対戦となる。  ピューリックは2015年1月にK-1に初来日、卜部功也にKO負け。2022年5月の『ONE 157』でONE初参戦を果たし、シャーゾット・カブトフに判定負け。8月にタギール・カリロフに判定勝利、2023年5月にヨードレックペットにTKO負け、12月にニューイエンにKO勝ちと勝ち負けを繰り返し、2024年4月にジェイコブ・スミスに判定勝ちしてONEでの戦績を3勝2敗とした。ブアカーオが所属するバンチャメークジムでムエタイを学んだほか、テコンドー、空手、MMAの経験もある。  スミス戦での勝利者インタビューでは「ロッタンでもハガティでもいいが、ロッタン、お前と戦いたい!」とロッタンとの対戦をアピールしていた。  左ローで試合を作りながら相手が出てくるのを待ち、パンチでカウンターを合わせるスタイルで、スミス戦では右アッパーと右ストレートで2度のダウンを奪ったが、3Rにスミスがヒザで攻め込むと後ろを向いてしまう消極的な姿も見えたピューリック。  ロッタンとしてはここで復活の狼煙をあげ、下半期で武尊との試合を実現させたいところだろう。
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