ブアカーオをKO寸前まで追いつめた木村のハンマーパンチ(C)RIZIN FF
2024年3月23日(土)兵庫・神戸ワールド記念ホールで開催された『RIZIN LANDMARK 9』の第3試合RIZIN KICKルール(74kg契約)3分3Rで、ブアカーオ・バンチャメーク(タイ)に2R1分10秒、KO負けを喫した木村“フィリップ”ミノル(Battle-Box)が人気YouTuberであるぷろたんの動画に登場した。
『現在お騒がせしてる人と1日過ごしてみた』と題されたこの企画。格闘技ファンだというぷろたんが「KOする瞬間を生で見てみたい」と、木村をゲームセンターのパンチングマシーンに誘う。
パンチングマシーンは2年ぶりくらいだという木村は「ぶっ壊れちゃうかもしれないですね」と心配するが、最初のチャレンジは146kg、2度目は158kg、3度目は151kg。成人男性の平均は120~180ということで納得のいかない木村は再チャレンジするも1度目が170kg、2度目が163kg、3度目が173kgとあまり変わらない結果に。
ぷろたんは「でも音が違う」と木村のパンチの凄さを伝えるが、それでも納得いかない木村は3度目の挑戦。ここで182kgと185kgを出して少しは溜飲が下がったようだが、「300は行くと思った」と苦笑い。ちなみに最後のチャレンジでは146kgだった。ランキングは「28位」で「これから頑張ります」と苦笑いが止まらない木村。
その後はぷろたんと街を歩きながらや焼肉屋でトーク。ブアカーオと戦った感想を聞かれ「悔しいですけれど凄いですね。(ローキックは)モノが違いましたよ。しなるバットで蹴られるみたいに。途中まで鞭で当たる時は金属バット」評し、「動揺しましたね、実際。内腿に喰らった瞬間“やべえ”って。痛すぎて重すぎて」とブアカーオの蹴りは規格外だったと振り返る。
最初から飛ばしたのは「じわじわ行ってもあのレベルには勝てないんですよ。最初から飛ばしていかないと、勝つなら」と考えた作戦であったことも明かした。
「でも、やれてよかったです。強い相手と戦うにはどうしたらいいか分かりました」と木村がつかんだのは「パンチだけでは勝てない。蹴りも使わないと」と、パンチだけに頼っていては勝てないと改めて思ったとした。
他にも、毎日アンチコメントが送られてくる話や、「子供に憧れるヒーローになりたかったのに…」という話しなど、普段あまり聞けない木村の話をぷろたんが引き出していた。