2024年3月30日(日本時間31日)、米国ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォーク・ホールにて、『UFC Fight Night: Blanchfield vs. Fiorot』(U-NEXT配信)が開催されている。
女子ストロー級で5位のジャンジローバと、UFC4連勝中で10位のゴディネスが対戦。
魅津希、村田夏南子に勝利しているジャンジローバ。2023年5月の前戦では5位のマリナ・ロドリゲスのバックを奪い判定勝ち。初のトップ5入りを果たした。
対するゴディネスは、2023年4月にシンシア・カルヴィーロ、5月にエミリー・デュコーテ、9月にエリス・リードに勝利し、2023年11月の前戦では元SEI☆ZAのタバサ・ヒッチの組みを切って打撃で優位に立ち判定勝ち、4連勝をマークした。アレクサ・グラッソと同門のロボジム所属。
▼女子ストロー級 5分3R〇ビルナ・ジャンジローバ(ブラジル)20勝3敗(UFC6勝3敗)[判定3-0] ※29-28×2, 30-27×ルーピー・ゴディネス(メキシコ)12勝4敗(UFC7勝4敗)
1R、ともにオーソドックス構え。ワンツーで圧力をかけるジャンジローバ。ゴディネスは左前手フック。そこにシングルレッグはジャンジローバ。右足でまたいでボディロックテイクダウンも、すぐに立つゴディネスが金網背に正対、ヒザ。
ジャンジローバは引き込みディープハーフに。潜らせず潰したゴディネスにジャンジローバも立ち上がり。左ジャブを突くゴディネス。左前蹴りも。ジャンジローバも頭を下げた左右から再びシングルレッグ。金網まで押し込みダブルレッグに移行も、左小手で差し上げるゴディネス。小手を抜けたジャンジローバがバックマウントを奪いホーン。
2R、ゴディネスはワンツーから右ロー。左ジャブのダブルで前に。そこにシングルレッグから後ろに引き込んだジャンジローバはトラックポジションから50/50。ゴディネスはストレートフットロック狙いから足を差し込んだジャンジローバにクロスヒール狙い。
ジャンジローバは上体を起こして鉄槌連打。足を解いたゴディネスにジャンジローバも脇差し立ち上がり。ゴディネスはワンツーから右ヒザも狙う。
3R、サウスポー構えになり左ハイでけん制するジャンジローバ。詰めるゴディネスにシングルレッグへ。片足を抜いてヒザ蹴りのゴディネスにジャンジローバはジャンピングガードも着地。
互いにワンツーで右をガード上に当てるジャンジローバ。ゴディネスはその詰めを差し上げてヒザ。体を入れ替え右ヒジも。
右を振って組みに行くジャンジローバだが、組ませないゴディネスは左から右で、ジャンジローバが一瞬後退。続くシングルレッグを切るゴディネス。ジャンジローバは右で差して押し込み崩し。
送り手を掴んだジャンジローバ。そこで正対際に脇を潜ると背中に飛び乗る! バックマウントからリアネイキドチョークを狙うジャンジローバに、背中に背負ったまま中腰のゴディネス。
判定は1、3Rを取ったか、ジャンジローバが接戦を制した。