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【RIZIN】RENAに敗れたシン・ユリ「KOされてもいい、死ぬ覚悟で戦いました」との決意を明かし「それでも後悔はありません」

2024/03/25 12:03
 2024年3月23日(土)兵庫・神戸ワールド記念ホールにて開催された『RIZIN LANDMARK 9』の第9試合スーパーアトム級(49.0kg)5分3Rで、RENA(SHOOTBOXING/シーザージム)に判定3-0で敗れたシン・ユリ(韓国/team GENIUS)が、自身のSNSにて試合を振り返った。 「引退後、ほぼ3年の空白期の末、ありがたいことに日本最高の格闘技団体RIZINから復帰しました」と、生活が苦しいためMMAを引退して3年の空白があったが、RIZINで復帰することが出来た、と挨拶。 「結果は残念でしたが、数年間打撃でワントップの座を守ってきたRENA選手を相手に、このように戦えたことだけでも私は満足しています。私が引退して休んでいる間、選手たちは一生懸命にトレーニングして試合に出ていたはずなのに、たかが数カ月トレーニングして勝ちたかったのは私の欲です」と、自分が引退していた3年間、他の選手たちは試合と練習を続けていたのに、数カ月間の練習で勝てるほど甘くはなかったと振り返る。   それでも「KOされてもいい、死ぬ覚悟で戦いました」とかなりの決意を持って試合に臨んだと言い、「試合中にいくつかミスした部分が残念ですが、それでも後悔はありません。最善を尽くしましたが、やはりRENA選手の方が熟練していて、私が足りかったです。久しぶりの試合ですが、本当に楽しかったです! 勝ったり学んだり、私はこれをきっかけにもっと成長して上に行きます!」と、今の全力は尽くせたこととここから這い上がって行くと宣言。  最後には「外国人の私を応援してくださった日本のファンの皆さん、本当にありがとうございます!  現場で応援の声も全部聞こえました」と、日本のファンたちへしっかりとお礼の言葉も綴っていた。 [nextpage] ユリ「パワーがRENA選手のほうがずっと上だったのが悔しい」 ──試合後の率直な感想を。 「惜しいです。3年ぶりに帰ってきたんですけどやっぱりブランクの大きさはすごかったと思います。惜しかったと思うけど私が休んでいたあいだにRENAさんは頑張って戦ってきた。私の不足です。もっとトレーニングしなくちゃと思いました」 ──試合前に「憧れのファイター」と言っていたRENA選手と戦ってみて、戦う前のイメージと違うところがありましたか。 「RENA選手のイメージは同じで、まだ尊敬しています、変わらないです。やっぱりうまい、やっぱりベテランだと思います」 ──初参戦のRIZINの舞台の印象は? 「一つひとつ手伝ってくださってありがとうございます。心づかいをありがたく思います。また、復帰戦をRIZINでやることができて光栄だと思っています」 ──試合を終えたばかりですが、今後の目標や展望を教えていただけますか。 「目標といえば、3年ぶりに復帰しましたけど、自分はここでは新人だと思っているので、上がっていることだけが残っていると思っています。もっと勉強して証明してもっといい姿を見せていきたいと思います」 ──判定をご自身ではどう考えていましたか。それと負けた理由は何で、もっといい姿を見せるために何が必要と考えているでしょうか。 「試合が終わって実は私的には勝ったと思っていました。1Rに左フックでダメージを受けて記憶がないところがあります。試合後、終わったことに気づいていなかったくらい記憶の一部がないです。私が惜しいと思っている部分は、パワーがRENA選手のほうがずっと上だったので、それは惜しいけどいつも考えていることなので、次来るときはすごく練習してこようと思います」 ──初めて出場したRIZINの舞台は、演出も豪華だと思いますが、空間などどう感じますか? 「選手のためにRIZINがこれだけ気遣ってくれるのかと嬉しいと思いました。選手としては、こんな大会に出られて光栄だと思います」 ──ここでは新人ということで、また頑張るという言葉もありました。またRIZINのリングで戦いたいですか? 「RIZINには強い選手が多いと思ったのですが、戦ってみて本当にそうだと思ったので、私もRIZINで試合をするRIZIN選手になれるよう強くなります」 ──RIZINで、あるいはRENA選手に勝つために、どんなところを強化したいですか? 今日は何が足りなかったですか? 「私がミスをした部分があってRENA選手がそれをよくキャッチしたのです。次はそうならないように練習します。それと、パワーもRENA選手が上だったと思うので、またやるなら、ちゃんと練習してきたらまたやったら勝つと思います」 ──ミスとは? 「私のミスは、ガードが落ちるときがあります。距離を取るとき右のガードが下がるので、RENA選手はそこをキャッチして強い左フックを入れました。それは惜しいと思っている。あれは私は考えていたけれど、RENA選手はベテランで強いから私のミスを逃さず掴みました」 ──勝敗なしで、韓国の女子格闘技のレベルを見せられたと思いますか? 選手としての次の目標を教えてください。 「やり直す感じで、新人の気持ちで、次には相手に関わらずいい姿を見せるため、もっと頑張って練習してきます」 ──日本でも韓国でも応援してくれたファンに一言お願いします。 「応援してくれてありがとうございます。期待に応えられず負けてしまってすみません。次の試合では必ず期待してください。期待に応えられるように頑張ります」
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