▼第1試合 キャッチウェイト(53.52kg)ムエタイ 3分3R
〇カンレック・ソー・チョーミーチャイ(タイ)
KO 1R 2分20秒 ※左フック
×老沼隆斗(Struggle)
空手をバックボーンに持つ老沼は2018年6月にREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座決定リーグ戦を制し王座戴冠、その後も得意の蹴り技を駆使し2020年9月のKNOCK OUTでは清志を上段後ろ回し蹴りで一撃KOと衝撃的なKO劇を見せ、年間表彰においてベストKO賞を獲得した。2024年2月のRWS JAPANではアピデートを2RにローキックでKOしている。
カンレックは2024年1月の『ONE Friday Fights 47』で初参戦、ジョムホートを1RでTKOに破っている21歳。スタイルはムエカオ(組んでのヒザ蹴りを得意とするタイプ)だが、スピードのあるパンチも脅威だ。
1R、カンレックはサウスポー。老沼は序盤からミドル&ローと蹴り主体、カンレックは前へ出ての左ミドル。全く下がらないカンレックに下がる老沼は前蹴りも放つが、カンレックは距離を詰めて右フックを当てる。さらに圧を強めるカンレックは老沼をコーナーへ詰めると右フックからの左ストレートでダウンを奪う。
さらにパンチで詰めていくカンレックが左ストレートをヒットさせ、下がる老沼へ左右フックの猛攻。老沼もパンチで応戦するが空振り、最後はカンレックが左ボディを打ってからの左フックで老沼を倒し、KO勝ちを飾った。