RWSの公式SNSにて写真と動画で紹介された石井の“追悼のかめはめ波”(C)RWS
2024年3月9日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアムで開催された『ラジャダムナン・ワールド・シリーズ』(RWS)に、日本からイッセイ・エクシンディコンジム(=石井一成/ウォーワンチャイプロモーション)が参戦した。
石井は戦いの前の踊り=ワイクルーの最後に、対戦相手に向かって腕を大きく回し、“かめはめ波”のポーズ。外国人観光客も多くいた場内からは大歓声が沸き起こった。
続けて、石井は左フックの一撃で1R1分12秒、鮮烈なKO勝ちを収めるとコーナーポストに駆け上り、両手を上げての“元気玉”を作るポーズ。観客席へ向かって「オラに元気をわけてくれ!」とばかりにアピールし、最後は元気玉をリングに落とした。
さらにテレビカメラに向かってもかめはめ波のポーズを決めた石井。試合後には自身のSNSにて「ワイクルーと試合後はかめはめ波と元気玉をさせて頂きました。子供の頃から大好きだったアニメ。鳥山明先生、僕たちの青春をありがとうございました! ご冥福をお祈りします。R.I.P」と、追悼の意味を込めてのものだったと明かしている。
RWSでは毎大会、その大会で最も印象深かったシーンとして「MOMENT OF THE NIGHT」を選んでいるが、今大会では石井のこのかめはめ波が選ばれた。RWSの公式SNSでは「亡き鳥山明氏に敬意を表することは、心打たれる瞬間です」と、タイでも大人気の漫画の作者だけに、多くのタイ人が感動したのではないかと綴っている。
🐉MOMENT OF THE NIGHT受賞🐉
— RWS MUAYTHAI JAPAN 公式 (@RWSMUAYTHAIJP) March 10, 2024
大会の模様はU-NEXTで見逃し配信中https://t.co/EsgaFNHKwP#RWS #石井一成 #RIPAkiraToriyama @issei_0915 pic.twitter.com/MIwCc8IoG0