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インタビュー

【RWS】吉成名高「ここで勝って誰も塗り替えられないであろう記録を僕が作りたい」そして、武尊に掛けたかった言葉とは

2024/02/03 19:02
【RWS】吉成名高「ここで勝って誰も塗り替えられないであろう記録を僕が作りたい」そして、武尊に掛けたかった言葉とは

武尊の背中を見て刺激をもらったという名高

 2024年2月12日(月・祝)東京・後楽園ホール『Rajadamnern World Series JAPAN』(RWS JAPAN)にて、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級王座統一戦を正規王者プレーオプラーオ・ペップラオファー(タイ)と争う暫定王者の名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)のインタビューが主催者を通じて届いた。


(C)RWS

 名高は2018年12月にラジャダムナンスタジアム認定ミニフライ級王座(47.63kg)を獲得し、2019年4月にはルンピニーの同級タイトルも獲得。日本人初のムエタイ2大殿堂ラジャダムナン・ルンピニー統一王者となった。その後も快進撃を続け、2023年2月にはRWSシリーズに参戦し、左ハイキックで見事なKO勝ち。4月にはムエタイ強豪ソンチャイノーイもKO、5月にペットナコンをKOすると、7月にはウェウワーを破りラジャダムナンスタジアム認定フライ級王座を奪取。タイ人以外では史上初となるラジャダムナン王座の2階級制覇を達成した。

 快進撃は止まらず、8月には『RWS』で初防衛戦を行い4R TKO勝ちで日本人では史上2人目となるタイでの防衛に成功。9月も『RWS』に出場してスーパーフライ級でスーウィチャイを初回KO。10月のBOMでは左ミドルキックでチョンデンの左腕を1Rで破壊し、11月の『ジャパンキック』ではルンサックノーイを左ハイキックで2RにTKO。そして12月のRWSにてシューサップを2RでKOし、暫定王座を獲得。2024年1月には『TOP BRIGHTS』でジャオクントーンをKOして27連勝中。戦績は54勝(38KO)6敗1分。

過去最強のプレーオプラーオ選手が来るんじゃないかな



――RIZINフライ級王者・堀口恭司選手がプロデュースする、1月21日の『TOP BRIGHTS』ではジャオクントーン・ソーペッチタワン選手を1RKOする圧勝劇でした。

「次のラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級タイトルマッチに向けて負けられない試合だったので、ダメージを負わずに勝ちたいと思っていた中でも自分の武器であるスピードを見せて会場を盛り上げようと思っていました。試合では、相手が結構前に来てくれたことで、そこにカウンターを合わせることができ、ダメージを受けることなく終えられたのでホッとしています」

――相手の左ストレートに左フックのカウンターを合わせたフィニッシュの技は白幡裕星戦(2022年3月6日)で見せたものと同じものでしたが、狙っていたものだったんですか?

「狙っていたというよりも自然に体が動いた感じでした。タイ人選手が巧く戦うことをイメージしていて、あんなにパンチを振ってくるとは思っていなかったのでビックリしたんですけど、すぐに対応することができましたね。前回の相手は調整試合といったら良くない言い方ですけど、2月に向けて色々試すことができた試合なので良かったと思いました」

――ケージでの試合に関してはどうでしたか?

「ケージの試合は2回目で、1回目はどういう大会だったのか記憶にないのですが、アマチュアの時に経験していて、プロになってからは初めてでした。ケージに入るとお客さんの顔があんまり見えず、囚われた2人が檻の中で戦うみたいな感覚になりました(苦笑)。獣のような気持ちになるという選手もいますが、僕は全然なかったですね(笑)」

――次の試合が近いということですぐに練習も再開したんですか?

「翌日の月曜日だけちょっと体を休めて、火曜日からもう追い込みをしています。すぐ追い込んだだけに、スタミナは全然問題なく、今は相手選手のイメージをどんどん作っています」



――今まで60戦やってきて強豪タイ人選手とも何戦もこなしていますが、今回の相手はご自身の中でどのくらいのランクに入りますか?

「知名度でいったら、多分、プレーオプラーオ選手は一番かなと思います。実力でいうと、ラジャダムナンスタジアムで二階級制覇、WMC、WBCムエタイ世界、True4Uのベルトを持っているので紛れもなく、実力は本物だと思うんですけど、スタイル的には僕のやりづらいスタイルではないという印象はあります。プレーオプラーオ選手は去年も相当な試合数をこなしていて、自分の必勝パターンの型にはまると物凄い強さを発揮するタイプの選手で、そのパターンに持ち込ませないようにするのが勝利の鍵かなと思います。

 あと、タイの情報によると、今までで一番練習しているそうです。彼は絶対に自分のベルトを守ってタイに持って帰るという気持ちで来ると思うので、過去最強のプレーオプラーオ選手が来るんじゃないかなと思って、僕も気合いが入っています」

――警戒しているプレーオプラーオ選手の必勝パターンとはどういうものになりますか?

「プレーオプラーオ選手はムエブー(パンチ主体でガンガン攻めるタイプの選手)という、頭を使わずに前に出てきて、ヒジとヒザのコンビネーションや繋げ方がスムーズで速く、一級品の選手だと思っています。ヒザ蹴りを効かされて腹が効いたと思ったら、気づいたら倒されてるということになりかねないので、そういう展開にさせないように回っていなしたりとか、自分がどういう動きをするのか楽しみにしてもらいたいです」



――そういう相手でも、次は日本の舞台ということで名高選手のKO勝ちを期待するファンも多いと思いますが、期待していいですか?

「そうですね。ラジャダムナンスタジアム3階級の統一戦ということと、RWS JAPANの旗揚げ戦のメインでやらせてもらうので、勝つのはもちろんですが、ただ勝つだけ、ただベルトを獲るだけではダメです。圧倒的なパフォーマンスを見せて勝ってこそ、やっぱりスターだといえると思うので、勝ち方にもこだわりたいですね」

――昨年11月ジャパンキックでルンサックノーイ選手にハイキックのカウンターで勝った時と同じく後楽園ホールのリングということでああいう大技も見せますか?

「今回もいろんな対策を中川(夏生)会長やタイ人トレーナーのクンさんと練っていて、どの技でも決められるように仕上げているところなので、試合では完璧な状態に仕上がると思います」

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