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【GRACHAN】ウェルター級T決勝・櫻井vs.青木、ライト級で岸本vs.芳賀、バンタム級で原口央vs.田中、フェザー級で黒井vs.高橋、フライ級は金井vs.小田、エドモンド金子の復帰戦も=3月10日(日)大田区

2024/02/02 21:02
 2024年3月10日(日)東京・大田区産業プラザPIOにて『GRACHAN 68×BRAVEFight 31』の開催が発表された。  櫻井隆多(R-BLOOD)vs.青木忠秀(総合格闘技道場コブラ会)による「初代GRACHANウェルタートーナメント決勝戦」のほか、ライト級で岸本篤史(BRAVE)vs.芳賀ビラル海(MASTER JAPAN TOKYO)、バンタム級で原口央(BRAVE)vs.田中智也、フェザー級で黒井海成(BRAVE)vs.高橋孝徳(リバーサルジム新宿Me,We)、フライ級で金井一将(BRAVE)vs小田魁斗(CARPE DIEM福岡)、さらに、73㎏以下契約でエドモンド金子(BRAVE)vs.草訳駿介(リバーサルジム立川ALPHA)が決定するなど、「GRACHAN vs.BRAVE」対抗戦8試合が発表されている。 ▼GRACHAN初代ウェルター級トーナメント決勝戦 5分3R櫻井隆多(R-BLOOD)青木忠秀(総合格闘技道場コブラ会) 「GRACHAN初代ウェルター級トーナメント決勝戦」。熟練の技術を持つ櫻井隆多と、若さとパワーを兼ね備えた青木忠秀が激突する。  1971年生まれのベテランファイター、櫻井隆多は柔術をベースに、打撃とケージレスリング、寝技が融合した経験の深さが最大の武器となっている。  対する青木は1990年生まれ。身長183cm、体重77kgの体躯から放たれる強力な打撃が特徴で、若さとパワーを武器とする。  トーナメント1回戦では、櫻井が上田拳翔を相手に2R 腕十字で一本勝ち。青木は渡辺良知に延長戦でTKO勝ちしており、櫻井の経験と精緻なテクニックと、青木の若さと圧倒的なパワーのぶつかり合いに注目だ。 [nextpage] ▼ライト級 5分2R・延長1R岸本篤史(BRAVE/2位)芳賀ビラル海(MASTER JAPAN TOKYO/6位)  GRACHANランキング2位の岸本篤史と6位の芳賀ビラル海が対戦。  ボクシング出身の岸本は、その卓越した打撃技術で8つのKO・TKO勝利を収めている。2023年12月には林“RICE”陽太にスプリット判定負けでライト級暫定王座獲得ならず。強打かつ精度の高いパンチで再起なるか。  対する芳賀は、日本拳法出身。PANCARSEで西尾真輔にKO負け後、神谷大智にスプリット判定勝ち、2023年3月のネオブラ決勝で吉村天弥に1R TKO負けしている。しかし、その後は得意の飛び込みからの組みも強化し、GRACHANで山下康一朗、能登崇を相手にいずれも判定で連勝中。  異なるスタンドの強みを持つ岸本篤史と芳賀ビラル海。戦術的な深みを持った一戦が期待される。 [nextpage] ▼バンタム級 5分2R・延長1R原口 央(BRAVE)田中智也(fit/3位)  レスリングベースの原口は、2022年10月のRIZINでケラモフ欠場の代役として急遽、中原由貴と対戦し敗れたものの、その後、DEEPで増田拓真、ROAD FC63kgトーナメントでムン・ジェフンに判定勝ちで2連勝。  準決勝でラザバリ・シャイドゥラエフが体重超過で不戦勝となると、2022年10月のROAD FC決勝ではキム・スーチョルに粘り強い組みで挑むも2R TKO負け。今回が再起戦となる。  対する田中は、PFC、GRACHANで一本勝ち後、修斗北海道で秋山翼にアームロックを極めるなど5連勝をマーク。2023年12月の前戦『GRACHAN66』では伊藤空也に判定負けしており、11の一本勝ちを誇る極め力で再び白星を掴めるか。  原口のテイクダウン&グラウンドコントロール、田中のバランスの取れた打撃とサブミッションは、ともにMMAのなかでどちらが上回れるか。バンタム級注目カードだ。 [nextpage] ▼フェザー級 5分2R・延長1R黒井海成(BRAVE/3位)高橋孝徳(リバーサルジム新宿Me,We/1位) 「J-MMA Rookies CUPフェザー級」優勝者でランキング3位のBRAVE・黒井海成が、同級1位のMe,We・高橋孝徳と激突。  黒井は、4歳から剛柔流空手を始め硬式空手において数々の国内タイトルを獲得。世界王者にも輝いているストライカーで、2019年、高校3年生の時に「K-1甲子園2019 東日本予選トーナメント-60kg」で優勝も果たしている。また、2021年9月の『BreakingDown』第2回大会にも出場しライト級で山下大希に勝利。「J-MMA Rookies CUP」では、1回戦でWARDOGのDAIGOを1R TKOに下すと、準決勝でDEEPの梶本保希に判定3-0勝利。決勝で人見礼王を1R TKOに下し、優勝を決めた。  一方のベテランの高橋は、ケージレスリングを軸とした堅実な戦いで、2023年5月のGRACHANフェザー級王座決定トーナメント決勝では小島勝志に判定負けも準優勝となっている。2023年12月にはGLADIATORに参戦し、第3代GLADIATORバンタム級王者のじゅんに2R リアネイキドチョークで一本勝ちで安定感のある戦いの先に極めの強さも高まっている。  22歳の黒井の破壊力ある打撃とBRAVE仕込みの組み技に対し、38歳の高橋の相手の光を消す強さが、いかに交錯するか。フェザー級コンテンダー争いとなる一戦だ。 [nextpage] ▼フライ級 5分2R延長1R金井一将(BRAVE/5位)小田魁斗(CARPE DIEM福岡/6位)  GRACHANフライ級5位の金井一将と6位の小田魁斗が対戦。  柔道ベースの金井は、「J-MMA Rookies CUPフライ級」1回戦で修斗のKJ-Tylerに判定勝ち後、準決勝でDEEPの氏原魁星にも判定勝ち。プロデビューから4戦負け無しも、5戦目となる決勝で鈴木崇矢に1R KO負けで初黒星。しかし序盤には鈴木のバックを奪い、チョークでニアフィニッシュの場面を作っている。2カ月後の12月大会では、長野将大にスプリット判定勝ちで早くも再起を遂げた。  対する小田は、プロデビュー戦を1R TKO勝ちも、2023年3月の「J-MMA Rookies CUPフライ級」で鈴木崇矢に判定2-0で敗退。10月大会では長野将大に1R 14秒でTKO勝ちしている。  ともに鈴木に敗れ、長野に勝利した者同士、フライ級上位戦線へ勝ち上がるためのサバイバルマッチだ。両者のキャリアにとっても重要なターニングポイントとなる試合だろう。 [nextpage] ▼73㎏以下契約 5分2R・延長1Rエドモンド金子(BRAVE)草訳駿介(リバーサルジム立川ALPHA)  BRAVEのベテラン戦士、エドモンド金子が、2020年3月のダニエル・ゴメス戦判定勝ち以来のGRACHAN参戦。その後、修斗で岡澤弘太、菅原和政に判定負けしている金子にとって、4年ぶりの白星を掴めるか。  対する草訳は、リバーサルジム立川ALPHA所属の新星。202年8月のプロデビュー戦で打撃で攻勢に立つもグラウンド状態での反則のヒザ蹴りで黒星発進。12月の2戦目で水杉泰誠に2R TKO勝ちを収めている。  金子の相撲で培われたバランス感覚はテイクダウンと打撃にも生かされており、191cmと長身の草訳を捕まえることができるか。 [nextpage] GRACHAN 68 ー BRAVE Fight 31 決定15カード 2024年3月10日(日)大田区産業プラザPIO開場12:30/開始13:00 ▼GRACHAN初代ウェルター級トーナメント決勝戦 5分3R櫻井隆多(R-BLOOD)青木忠秀(総合格闘技道場コブラ会) ▼ライト級 5分2R延長1R岸本篤史(BRAVE/2位)芳賀ビラル海(MASTER JAPAN TOKYO/6位) ▼バンタム級 5分2R延長1R原口 央(BRAVE)田中智也(fit/3位) ▼フェザー級 5分2R延長1R黒井海成(BRAVE/3位)高橋孝徳(リバーサルジム新宿Me,We/1位) ▼フライ級 5分2R延長1R金井一将(BRAVE/5位)小田魁斗(CARPE DIEM福岡/6位) ▼73㎏以下契約 5分2R延長1Rエドモンド金子(BRAVE)草訳駿介(リバーサルジム立川ALPHA) ▼バンタム級 5分2R延長1R萩原一貴(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス/6位)高須将大(パラエストラ柏/4位) ▼バンタム級 5分2R延長1R久保達也(BRAVE)佐々木歩夢(AACC/5位) ▼フライ級 5分2R延長1R髙橋謙斗(BRAVE)道端正司(CLUB F3) ▼フライ級 5分2R延長1R熊崎夏暉(BRAVE)平野紘希(K.O.SHOOTO GYM) ▼フライ級 5分2R延長1R三笠貴大(JAPAN TOP TEAM)原 拓郎(AACC) ▼フライ級 5分2R延長1R鈴木嵐士(JAPAN TOP TEAM)上田 麟(MCD) ▼アマチュア 72㎏以下契約 3分2R野口卓也(BRAVE) 下田賢司(DOBUITA) ▼キッズキックボクシングルール 23kg以下契約 1分30秒2R大久保翔太郎 (BRAVEGYM麻布十番)内村咲也 (K-1ジム川口) ▼キッズキックボクシングルール 53kg以下契約 1分30秒2R市川 蓮 (BRAVEGYM三郷)大久保海漓 (BRAVEGYM麻布十番) ※他、数試合予定
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