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【PANCRASE】女子アトム級QOP王座戦・SARAMI「このベルトを巻くのは私が相応しい」×沙弥子「決勝は“恐怖を味あわせる”」、フェザー級・遠藤来生vs.石田陸也、ライト級・平信一vs.神谷大智、西尾真輔vs.余勇利ほか=3月31日(日) 立川

2024/02/01 19:02
 2024年3月31日(日) 、立川ステージガーデンで開催されるPANCRASE 30周年記念大会Vol.3『PANCRASE 341』の下記7カードが発表された。 ▼PANCRASE女子アトム級選手権試合 5分5RSARAMI(パンクラスイズム横浜)#1位/第2代修斗女子世界スーパーアトム級王者・18勝14敗沙弥子(リバーサルジム横浜グランドスラム)#2位・8勝3敗  クリスマス・イブ決戦を勝ち上がった2人による決勝戦。SARAMIがPANCRASE2戦目で戴冠するか、沙弥子は長期戦を狙い、5Rを削り続けられるか。 SARAMI「PANCRASEの歴史に名を刻む」 「準決勝(ジェニー・ファン戦)は、すごいしょっぱい試合になったんですけど、1R目から3R目ぐらいの勢いでくるかなと予想はしていたので、しっかり対応できて、自分の強さを見せて勝つことができて、本当に良かったと思います。本当、“こんな幸せなクリスマスイブでいいのかな”って思いました。(試合前は「PANCRASEと縁がありそうでなかった」と言っていたが)特別何か思い入れがあったっていうわけではないんですけど、勝利したことで“このベルトを巻くのは私が相応しいな”っていう気持ちになりました。 (決勝の“友人対決”は)特に変わらないと思います。このままだし、私たちもスイッチが入れば全然戦うので、そんな気にならない。Mei選手がすごく強いのは、以前一緒に練習をしていて知っていたので、 正直、“沙弥子選手はどうやって勝つのかな”って思ってたんですけど、しっかり勝ち取って来たので、素晴らしいなと思っています。2024年3月、このベルトを巻くのは私です。このベルトを巻いて、PANCRASEの歴史に名を刻めるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」 沙弥子「友達対決でまた新しいドラマが見られる」 「準決勝(V.V Mei戦)は正直もう負けたなと思っていて、3R目はもう背水の陣で楽しむしかないだろうと、見てくださる皆さんに思いっきり楽しんでもらえるような5分間にしたいっていう気持ちで最後に立ち向かったことで、何とか逆転して勝つことができて良かったです。(笑顔になったのは)試合をやっていくうちにどんどん盛り上がってきてしまって、つい嬉しくなって表情に出てしまいました。  試合中にもう、ウジウジしても、出来ないことをやっても時間の無駄だから、出来ることに徹しようと思って、けっこう頭をすぐ切り替えられたのは良かったんじゃないかなと思います。そこまで大きな被弾とかもしなかったので、そこは自分でもまあ成長できた部分なのかなっていうのはあります。でも、まだまだ練習では出来ても試合では出せないっていうところが結構あったので、“まだ自分には伸びしろがある”っていう気持ち的な収穫もあったので良かったです。 (決勝の相手のSARAMIは)やっぱりグラウンドコントロールが上手だし、何より試合運びがすごい上手なんで、それに飲まれないように、自分らしさを突き通せばしっかり勝てるかなっていうのはあります。“友達対決”ということで、また新しいドラマが見られるんじゃないかなと思うので、楽しみにしていていただけたら嬉しいです。今、現状で(SARAMIと)一緒に練習しているわけではないので、戦うとなってもお友達とか関係なく感情はなく試合することができます。あと、今回の試合は“楽しかった”と言ったんですけど、決勝の試合当日は“恐怖を味あわせよう”と思います。  このベルトが似合うのは私だと思っています。まだまだ成長の余地があるし、改善の余地もあるので、まだ準備できる期間もあるし、しっかり準備してしっかり勝ちたいと思います。応援よろしくお願いします」 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R遠藤来生(Power of Dream Sappor)#9位 14勝11敗3分石田陸也(DOBUITA)7勝8敗  遠藤は、2022年7月にRyoにKO勝ちも、高木凌にKO負け後、RIZINで関鉄矢にKO負け、9月の前戦立川大会で平田直樹に判定負けと3連敗中。同じ立川でリスタートを切りたいところ。  対する石田は、プロデビュー9年目にしてPANCRASEメインカード枠に昇格してきた。2022年ネオブラ決勝で糸川義人に判定負けで準優勝後、2023年は6月に望月貴史にRNCで一本負け。11月の前戦で前田村生にアームロックで一本勝ち。  7勝中5つの一本勝ちを誇る、石田の組みvs.遠藤の打撃対決となるか。 ▼ライト級 5分3R平 信一(綱島柔術/ZST)#8位/ZST第2代ライト級王者・22勝16敗10分神谷大智(BRAVE GYM)#11位・4勝  平は、2022年10月に西尾真輔にRNCで一本勝ち後、2023年3月に余勇利に判定勝ちで2連勝も、11月の前戦でRTU帰りの丸山数馬に判定負け。  神谷は、MMA4戦無敗。PANCRASEで芳賀ビラル海にスプリット判定勝ち後、GRACHANで今市凌太にRNCで一本勝ち。2023年6月の吉村天弥戦は、グラウンドでの顔面ヒザ蹴りを受けての反則勝ちも、2Rまでは神谷がオープスコアを制していた。9月の前戦で余勇利に判定勝ちで、いまだ黒星はついていない。 「組んで投げる」合戦に勝利するのは“暴走柔術”平か、BRAVEの神谷か。 ▼ライト級 5分3R西尾真輔(宇留野道場)#10位/2022年NBT同級優勝・4勝4敗1NC余 勇利(マッハ道場)#12位/3勝3敗  西尾は、芳賀ビラル海を豪快右フックKOも、平信一に一本負け。2023年3月にDARANIをパウンドアウトも、11月の前戦でベテラン松本光史に判定負けを喫している。  余は、望月貴史、DARANIに勝利も、平信一に判定負け。貞永大輔に判定勝ち後、9月の前戦で神谷大智に判定負けで再起を目指す。  剛腕同士の“ブン殴り合戦”に勝利するのは、西尾か余か。 ▼フライ級 5分3R 濱田 巧(パラエストラ柏)#3位/2022年NBT同級優勝 3勝山崎聖哉(BRAVE GYM)#9位/2023年NBT同級優勝 4勝1敗  2022・2023年、ネオブラ優勝者対決!  3戦無敗の濱田は、渦巻DATEにTKO勝ち後、2022年10月に伊藤まことに判定勝ち、11月の前戦で大塚智貴戦で判定勝ち。  4勝1敗の山崎は、2022年9月のプロデビュー戦こそ水戸邉荘大のヒジ打ちカットでTKO負けも、2023年は2月の『GRACHAN 59×BRAVE FIGHTi27』二之宮徳昭に判定勝ちすると、PANCRASEで3月に新地魁夢をTKO、6月に梅原規祥、8月の前戦で眞藤源太に判定勝ちでネオブラ優勝。 ▼フライ級 5分3R大塚智貴(CAVE)#6位/2021年NBTストロー級優勝・5勝4敗眞藤源太(KINGCRAFT)5勝1敗  連敗中で後が無い大塚。ネオブラ準優勝も試合の度に成長を魅せる眞藤が、メインカード枠登場! ▼ストロー級 5分3R植松洋貴(NEVER QUIT)#6位/2022年NBT同級優勝 2勝2敗1分 増田大河(セルフディフェンスアカデミー)2勝1敗  ここ3戦は白星無しの植松は、タクティクスに長けた増田を止められるか? 【記念大会特別企画】 PANCRASE参戦経験のあるプロ選手を3月31日(日)立川大会に招待。 1993年から現在までPANCRASEの歴史を創った選手に、「少しでもの労いをさせていただき、共に歴史を繋いでいくことで過去と現在のパンクラスを共有したいと思い、お席をご用意します。またお申し込みの際、何かご希望等があればできる限り承りたいと考えております」。 ・出場プロ選手名簿(女子・日本人男子・外国人男子)・申し込み方法 [email protected] 宛に、プロ選手名簿にUPされている選手名と携帯番号を添えてメール。折返し、申し込みフォームに返信。・締切日 2024年3月15日(金)
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