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【ONE】大逆転KO勝ちで連勝のリカルド・ブラボが3度目の出場、KNOCK OUTから栗秋祥梧が初参戦=2月2日(金)ルンピニースタジアム

2024/01/30 18:01
【ONE】大逆転KO勝ちで連勝のリカルド・ブラボが3度目の出場、KNOCK OUTから栗秋祥梧が初参戦=2月2日(金)ルンピニースタジアム

11月の「ONE Friday Fights」で2度のダウンを奪われながらも試合終了直前に大逆転KO、ボーナスを獲得したブラボ(C)ONE Championship

 2024年2月2日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 50』に、リカルド・ブラボ(アルゼンチン/ウィラサクレック・フェアテックスジム)とKNOCK OUTから栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)の出場が決定した。


 ブラボは17歳の時にアルゼンチンから来日。長いリーチから生み出される鋭いストレートを武器にKOを量産し、2018年に7戦無敗で新日本キックボクシング協会ウェルター級王座を獲得。2022年に所属していた新日本キックを離れ、新たにWSRフェアテックス所属となり12月にRISE初参戦。緑川創と延長戦まで戦って引き分け、2023年2月にはサーシャ・タダヨニをKO、7月のNO KICK NO LIFEでもKO勝ち、8月の『ONE Friday Fights 30』でONE初参戦を果たしてルンピニースタジアム認定ミドル級王者デンパノムを2RでKOすると、11月にはオリバー・ハンセンに2度のダウンを奪われながらも残り1秒での大逆転KO劇を演じてみせた。戦績は26勝(21KO)3敗2分。

 対戦相手はマブロンベック・カクホロフ(ウズベキスタン)で、詳細は不明。


 栗秋は九州で活躍後、2018年10月に上京してクロスポイント吉祥寺に入門。天性の格闘技センスを生かした左の攻撃を武器とし、飛びヒザ蹴りは一撃必倒のキレと破壊力を秘めている。しかし極度の練習嫌いとして知られ「いかに練習せずに勝つか」をテーマに掲げている変わり種。2022年7月にTAKERUに判定で敗れたが、10月の『RIZIN』では翔を2Rにハイキックでマットに沈めた。2023年4月に内藤凌太に判定2-1で勝利すると、6月には鮫島大翔を得意の左フックでKO。9月にはK-1 GROUPから乗り込んできた第6代Krushフェザー級王者・玖村修平を初回KOに降して評価を一気に高めた。戦績は44勝(24KO)21敗3分。

 対戦相手のペッパランチャイ・ノッカオゴーモー11(タイ)の詳細は不明。

 また、セミファイナルにはコンクライ・エニームエタイ(タイ)が登場。

 コンクライは2016年にMAX MUAYTHAIのスーパーライト級トーナメントで優勝。逆転勝利とアグレッシブなファイトスタイルで人気を博し、2020年にはISUZU CUPスーパーライト級トーナメント優勝、9月と10月にはあのセクサン・オー.クワンムアンに連勝し、オムノーイスタジアム認定スーパーライト級王座を獲得している。特に初戦ではセクサンをKOした初のファイターとなった。この年は無敗を達成し、タイ・スポーツ省が選ぶファイター・オブ・ザ・イヤー(MVP)を受賞したほか、ムエタイアワードでも年間最優秀選手賞を受賞。2021年12月にはTHAI FIGHT King's Cup 67kg級で優勝するなど好調を保っていたが、2022年に入るとセンマニー、クラップダムに連敗。2023年2月からONE Friday Fightsに参戦してスーパーボールに連敗するが、その後は3連勝(2KO)。前戦は11月にトルコのソネル・シェンに初回KO負け。戦績は93勝32敗4分。

 第5試合に登場するソー・リン・ウー(ミャンマー)は、ラウェイのゴールデンベルトチャンピオンシップ60kg級世界選手権2010年・2011年優勝。2019年12月にはパコーンとラウェイルールで対戦し、頭突きでパコーンにKO勝ちしている。対するレニー・ブラジ(イタリア)は2023年8月の『ONE Friday Fights 28』に初参戦。スーブラックにTKO負け、10月にノンタキットにKO勝ちも12月にフェルザン・チチェキに判定で敗れている。

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