ハイドレーションテストと計量を難なくパスしたグレゴリアン(C)ONE Championship
2024年1月28日(日)東京・有明アリーナ『ONE 165: Superlek vs.Takeru』の前日計量&ハイドレーションテストが、27日(土)都内にて10:00より行われた。
第7試合のキックボクシングルール・キャッチウェイト(-70.99kg)3分3Rで対戦する、マラット・グレゴリアン(アルメニア)はハイドレーションテスト(尿比重1.00250以下でクリアとなる)を1.0027でパス、計量も70.42kgでパス。シッティチャイ・シッソンピーノン(タイ)は1.0124でパス、計量も70.30kgでパスした。
【写真】シッティチャイは計量をパスすると手を合わせた
グレゴリアンは2015年のK-1 WORLD GP初代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメントで3試合連続KO勝ち。初代王座に輝くと2019年5月の『GLORY 65』でシッティチャイと5度目の対戦。過去4戦は全て敗れているグレゴリアンが判定勝ちで初勝利を収め、世界ライト級王座を獲得している。ONEには2020年12月に初参戦。2023年8月にONEフェザー級キックボクシング世界王者チンギス・アラゾフに挑むも判定負けでタイトル獲得ならず。戦績は66勝(34KO)13敗1分1無効試合。
シッティチャイはプロ160戦以上と鉄人的な戦歴を持つ現役のムエタイレジェンド。キックボクシングとムエタイを合わせ、世界王者に11回輝く。過去10年間に渡り、キックボクシングとムエタイで、最も圧倒的な強さを誇る選手の1人として評価を築き上げてきた。ONEには2020年7月から参戦。2022年の「ONEフェザー級キックボクシングワールドグランプリ」では決勝へ進出するもチンギス・アラゾフに判定負け。前戦は2023年9月にモハマド・シアサラニに判定で敗れ、戦績を128勝(39KO)34敗5分としている。
前述のように両者は2015年12月(Kunlun Figh)、2016年3月(GLORY)、2017年3月(同)、2018年8月(同)、2019年5月(同)と過去5度対戦しており、シッティチャイの4勝1敗となっている。6度目の宿命のライバル対決を制するのはどっちだ。