MMA
ニュース

【PFL×Bellator】「この対抗戦は長期戦になる」「毎年、年末にチャンピオン対決を行う」(PFLピーターCEO)

2024/01/25 22:01
 2024年2月24日(日本時間25日)にサウジアラビア・リヤドのザ・ステート・オブ・アート・キングダム・アリーナで開催予定の『PFL Champions vs Bellator Champions』に向け、1月24日(日本時間25日)、米国で記者会見が行われた。 ▼ヘビー級 Champion vs. Champion 5分3Rヒーナン・フェヘイラ(ブラジル)ライアン・ベイダー(米国) ▼ミドル級 Champion vs. Champion 5分3Rインパ・カサンガネイ(米国)※PFLライトヘビー級王者ジョニー・エブレン(米国) ▼フェザー級 Champion vs. Champion 5分3Rパトリシオ・ピットブル・フレイレ(ブラジル)ヘスス・ピネド(ペルー) ▼キャッチウェイト 182ポンド契約 Champion vs. Champion 5分3Rレイ・クーパー3世(米国)ジェイソン・ジャクソン(ジャマイカ)※マゴメド・マゴメドケリモフは負傷欠場 ▼ヘビー級 5分3Rブルーノ・カッペローザ(ブラジル)ワジム・ネムコフ(ロシア)※Bellatorライトヘビー級王者 ▼ライトヘビー級 5分3Rチアゴ・サントス(ブラジル)ヨエル・ロメロ(キューバ) ▼ライト級 5分3Rクレイ・コラード(米国)AJ・マッキー(米国) 【アーリーカード】 ▼フェザー級 5分3Rガブリエル・ブラガ(ブラジル)アーロン・ピコ(米国) ▼ライト級 5分3Rビアッジョ・アリ・ウォルシュ(米国)エマニュエル・パラシオ(アルゼンチン) ▼ライト級 5分3Rクラレッサ・シールズ(米国)ケルセイ・デサンティス(米国) ▼フェザー級 5分3Rアニダラ・アルカタニ(サウジアラビア)エドゥコンダラ・ラオ(インド) ▼アマチュア フライ級 3分3Rマリク・バサヘル(サウジアラビア)ヴィニシウス・ペレイラ(ブラジル) ◆ピーター・マリーCEO「毎年、年末にPFLチャンピオンvs.Bellatorチャンピオンを行う」 「ここにはたくさんのハードがある。PFL王者対Bellator王者だ。これはMMA界でも前例のないイベントだ。多くのファンが何年も前からこの話をしていた。他のプロモーションもこのことを話していた。Bellatorの買収後、MMA界の最高峰の大会を開催できることをとても誇りに思う。  毎年、年末にはPFLとBellatorの次のシーズンのキックオフとして、PFLチャンピオン対Bellatorチャンピオンの一大イベントを開催する。『MMAオールスターゲーム』だと思ってほしい。これは長期戦になる。次世代の偉大なアスリートとチャンピオンのために、私たちは確実に道を切り開いている。今後は以下の4つの軸で大会を開催していく」 (※4つの軸)Global League Season(4月開幕)PPV Super FightsPFL International League(3月パリ~)Bellator International Champions Series(アイルランド、英国、フランス、中東、アジア、米国西海岸・東海岸) ◆ヒーナン・フェヘイラ(PFLヘビー級王者) 「ファンにとってもスポーツにとっても特別な瞬間だ。メインイベントでライアン・ベイダーのような実績のある選手と戦えることを光栄に思う。ただただ興奮している。僕のファイトスタイルは知っているだろう? だから素晴らしいショーを見せられることに興奮している。僕は長い間、ベイダーのキャリアを追ってきた。彼の試合を生で見てきた。彼は偉大なアスリートだと思うし、レスリングの実績がそれを物語っている。彼と対戦できるのはとても光栄なことだよ (フランシス・ガヌーとの対戦の可能性について)否定できないと思っている。計画通りにいけば、2月24日以降にフランシスの名前が挙がるだろうね。とはいえ、彼がどうしたいにせよ、僕はそれをやる。彼がMMAで、ボクシングでやりたければ、準備するよ」 ◆ライアン・ベイダー(Bellatorヘビー級王者) 「大変なことだ。MMAではこんなことは起こらない。ファンはこういうスーパーファイトを望んでいる。多くの団体は自分たちのチャンピオンを出して、他団体が出てきてスイープされるリスクを冒したくない。私はサウジアラビアでこのような試合ができることを嬉しく思う。カード全体を見ても、スタックされている。僕もまたベルトを獲る準備はできている。こういうファイトは大好きだし、この大きなチャンスに備える準備はできている。 (フェヘイラに期待することは?)僕は40試合ほど戦っているが、彼はもっと少ない。私はこの世界で長い間やってきた。王者、元王者、レジェンドを含め、誰とも渡り合ってきた。物心ついたときから5ラウンドを戦ってきたから、そういう面では実績がある。彼は素晴らしいファイターだし、デカい。見ていて楽しい。私があそこに行って、何をするかを決める必要がある、挑戦のひとつだ。自分には道具があると信じている。彼は巨漢でハードスイングしてくるから、何が起こるか分からないね」 ◆インパ・カサンガネイ(PFLライトヘビー級王者) 「ジョニー(エブレン)のことは尊敬しているし、いいファイターだ。ジョニーはいいファイターだし、素晴らしい仕事をしている。彼はBellatorミドル級の王者であり、僕はマルチクラスのチャンピオンになることにフォーカスしている。僕にとって、リングの向こうに偉大なファイターがいると、それだけでテンションが上がるし、興奮するんだ。素晴らしいチャンスであり、名誉なことだ。ファイターが戦うこと、それが僕の仕事だ」 ◆ジョニー・エブレン(Bellatorミドル級王者) 「すべての勝利は勝利だ。勝利の格にはあまりこだわらない。これは僕に与えられたチャンスであり、僕は常に準備万端で戦うことを誇りに思っている。インパの名前が飛び込んできて、僕はただスクラップをしに来たんだ。殴り合いをしに来たんだ。  僕は毎日、良くなるために練習しているんだ。インパの名前が飛び込んできた。彼は205ポンドのPFLチャンピオンだ。タフで耐久性があり、いいファイターだ。ただ勝ち続けることは素晴らしいことだと感じているし、それが僕が戦う限り続けることだ」 ◆ヘスス・ピネド(PFLフェザー級王者) 「昨年は素晴らしい年だったが、今年はさらに素晴らしい年になるだろう。24日にパトリシオと戦う準備はできているし、またチャンピオンになるつもりだ」 ◆パトリシオ・ピットブル(Bellatorフェザー級王者) 「タフな試合になることは分かっている。この勝利を持ち帰る自信がある。このスポーツにとってクロスプロモーションはとても重要なので、私は常にクロスプロモーションをお願いしてきた。今、私たちは誰が一番かを示す機会を得た」 ◆ジェイソン・ジャクソン(Bellatorウェルター級王者) 「この試合を実現させてくれたレイ・クーパーにまず感謝したい。彼のケツを叩いてやる! 俺の名前を聞いてくれ。2月24日に結果を出す。約束するよ」 ◆ブルーノ・カッペローザ(元PFLヘビー級王者) 「ヴァディムのキャリアはずっと見てきたし、実際に日本で同じカードで戦ったこともある。彼の長所や仕事ぶり、資質も知っているが、私の長所も知っている。この2つを組み合わせれば、2月24日に素晴らしい試合ができることを保証するよ。 ◆ワジム・ネムコフ(元Bellatorライトヘビー級王者) 「ヘビー級にとどまるつもりだ。もし何か良い取引きや面白い対戦相手があれば、以前のライトヘビー級に戻っても問題はない。今のところ、僕のプランは最高のヘビー級になって、対戦する相手を全員倒すこと。それが今の最大の目標だ」 ◆クレイ・コラード(元PFLライト級コンテンダー) 「さあ、仕事に戻るときが来た。このカードが始まるのが楽しみで仕方ない」 ◆AJ・マッキー(元Bellatorフェザー級王者) 「2024年、コービー(ブライアント)の冥福を祈る年になる。今年は自分にとって大きな計画がある。Bellatorでのインディペンデントショーが終わり、PFLのショーをやることになった。最初のイベントがサウジアラビアで開催されるのは壮大だ。この道に参加できることに興奮している。この道がどこに続くのか見てみよう」 ◆チアゴ・サントス(元PFLライトヘビー級コンテンダー) 「ヨエルはこのスポーツのレジェンドで、いつも見てきた男だ。ずっとずっと昔、僕が格闘技を始めた頃に一緒に練習したし、彼はスーパースターだった。だから僕たちは友達みたいなもので、因縁はない。ただ、このチャンスをとても嬉しく思っている」 ◆ヨエル・ロメロ(元Bellatorライトヘビー級コンテンダー) 「サントスとジョン・ジョーンズの試合は素晴らしかった。サントスはとてもいい試合をしたし、それが自分が来月の試合で期待しているところだ。自分のケージでのパフォーマンスも良くなっている。私が求めている結果ではないことは分かっているけれど、試合をしているときは気分がいいし、身体もそうだ。年齢を重ねるにつれて、使える経験も増えてきている」 ◆クラレッサ・シールズ(PFL女子ライト級) 「PFLには素晴らしい才能がたくさんいる。私はただ練習に励み、試合に勝ち、PFL王座と100万ドルを賭けて戦えるようになりたい。今は一戦一戦が大事で、前回の試合はスプリット判定で負けてしまったので、連勝を取り戻したい。とにかく前進し続けたい。女性としてサウジアラビアで初のプロMMAの試合に出場できることは、私にとってもキャリアにとっても大きなこと。私はただ戻ってきて、ボクサーでもMMAが出来ること、そしていつか、PFL世界チャンピオンになる可能性があることを示したい。  ボクシングの試合でアマンダ・ヌネスと戦いたかったんだけど、私と戦うか聞かれた彼女は、『クラレッサ・シールズに私の世界へ来るように言って、私が彼女の首を絞めてやる』って言ったのよ。誰もMMAからやってきて私と戦おうとはしない。でも、MMAに行くのは私にとってスーパーチャレンジなんだ。だから、私は自分自身にチャレンジして、ボクシングだけじゃなくて、バッド・アスファイターだってことを示したかった。MMAに挑戦して、自分を証明したい。だから私はここにいるんだ。多くの人は私がボクシングに戻ると思っていただろうけど、私はここにいる。1年後、2年後には世界タイトルマッチを戦っていると信じている」 ◆ケルシー・デサンティス(Bellator女子ライト級) 「MMAを10年やってきて、クラレッサ・シールズとの対戦の電話をもらったとき、このスポーツで有名な選手と対戦できることに興奮した」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント