新たなリングネームで2024年初戦をIMSA世界王者と行う福田(左)(C)ムエタイスーパーファイト
タイを主戦場として活躍する福田海斗(キング・ムエ)が2024年1月25日(木)のタイ・ラジャダムナンスタジアム興行『スックペッティンディー』セミファイナルに登場、現IMSA(国際ムエタイスポーツ協会)世界フェザー級王者のペット二ラン・ダーブランサラカーム(タイ)と対戦することが決定した。
福田はトップクラスとの対戦が続き2023年11月のペットブンチョープ戦、12月のペットナムヌン戦と連敗中であるが、またしても強豪選手との試合が組まれることとなった。
【写真】前回12月の試合ではラジャのスーパーバンタム級4位ペットナムヌンに惜敗した福田
ペットニランはタイ東北部マハーサラカーム出身の30歳、ギャットペット系興行『スックムエタイ7シー』のメインイベンターとして活躍、ジャオスアヤイやポンサネーなど一流選手と激闘を繰り広げ2020年にはペッティンディー系へ進出、チェップカートやガイパー、ソムラックノーイなどこちらもペッティンディー系の一流選手たちと拳を交えている。2023年9月にはサンウォー・ティーディット99とIMSA(国際ムエタイスポーツ協会)世界フェザー級王座決定戦に臨み判定勝利で世界王座を獲得。
このIMSA世界戦には当初、福田が出場予定であったが指の骨折で出場不可となった経緯があり、両者にとっては仕切り直しの一戦となる。
なお、「ウォー・ワンチャイ」のオーナーであるワンチャイ氏がタイ国内外を含め全ての選手マネージメントから勇退するのに伴い、福田海斗はこの試合から“カイト・ルーククロンタン“とリングネームを変更する。
「ルーククロンタン」はバンコク・ラムカムヘン地区にあるムエタイジムで、オーナーはサーマート・マルリーム氏。サーマート氏は元下院議員でタイ国政政党である「タイ統一党」の副党首、タイ・イスラム財団センター理事長も務めており、IMSA(国際ムエタイスポーツ協会)の総裁としてムエタイ業界にも大きな影響力を持つ。今後、福田は通常時は名古屋ムエタイジム「キング・ムエ」で練習しながらサーマート氏を選手オーナーとし、「ルーククロンタン」というプロモーションの所属選手として活動するとのこと。
2024年1月25日(木)タイ・ラジャダムナンスタジアム「スックペッティンディー」
▼セミファイナル第3試合 3分5R
カイト・ルーククロンタン(=福田海斗/キング・ムエ/現ラジャダムナンスタジアム認定フェザー級8位)
ペットニラン・ダーブランサラカーム(タイ/IMSA世界フェザー級王者)