70kg世界トーナメントに出場が決まった和島
2024年1月19日(金)都内にて、3月20日(水・祝)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD MAX』の記者会見が行われた。
今大会では70kgの世界最強決定トーナメント、K-1vs.RISE 5対5全面対抗戦、そして3つめは王者によるタイトルマッチ、主要選手vs.外国人選手、日本人同士によるスーパーファイトの三本柱で行われる。
前スーパー・ウェルター級王者の和島大海(月心会チーム侍)は、70kgの世界最強決定トーナメントに日本代表として出場が決定。
「負けて落ち込んだんですが、いろいろ考えてまたやっていこうと決めたからにはベルトも絶対取り返すし、トーナメントも勝てるように頑張りたい」と和島。
トーナメントについては「MAXについてですが、格闘技を始めるのが遅くて正直MAXをやっている時は生で観てなくてちょっとアレなんですが、今見ても凄いレベルが高い大会だと思いますし、その中で戦って来た魔裟斗さんは凄かったと思っているので魔裟斗さんを超えるような選手になりたいと思います」と宣言。
どんな選手に出てきてもらいたいかとの質問には「もちろんオウヤン選手。中国に行ってでもベルトを取り戻したい相手なので、出てきて欲しいし、強い選手、王者クラスに出てきて欲しいけれどグレゴリアンはヤバすぎですね。変に来襲を煽らないでください(笑)。いずれは目指しているような選手なので、怖いけれど対戦出来たらと思います。押忍」と、タイトルを奪われたオウヤンとK-1初代スーパー・ウェルター級王者マラット・グレゴリアンの名をあげた。
グレゴリアンクラスの出場はあるのかと問われたカルロス菊田K-1プロデューサーは「その可能性は十分にあると思っています。隠し玉なのであくまでも隠しておきたい。どういう選手を招聘したら盛り上がるのか、脳みそから血が出るまで考えています。手元にリストがあってそれは絶対に公表できないですが期待してください」と答える。
宮田充Krushプロデューサーは「グレゴリアンは70kgでK-1王者になっていて、ベルトを持って帰っていいかと言われて持って帰ったんですが、まだ返ってきてないんですよね。2個目を作らないといけなくて高いんですよ。だから3月のK-1に上がることになれば持参して欲しい。グレゴリアンは1月のONE日本大会に来るので、マスコミの皆さん、ぜひベルトの件はどうなったと質問してください」と、K-1のベルトを返してほしいと冗談混じりに話した。
また、和島からタイトルを奪ったオウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)は1月27日に中国の『武林風』にてダビット・キリア(ジョージア)とのワンマッチが決まっており、「終わった段階でコンディションを見ての判断。ぜひ出てもらいたい。正式発表はそれを待ってから」(宮田Krushプロデューサー)とのこと。