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【BKFC】マーク・ハントが“素手のボクシング”大会で復帰へ、3試合契約でタイトルも狙う「今年で50歳なので、挑戦は素晴らしいものになるだろう」

2024/01/10 18:01
【BKFC】マーク・ハントが“素手のボクシング”大会で復帰へ、3試合契約でタイトルも狙う「今年で50歳なので、挑戦は素晴らしいものになるだろう」

幾多の強敵をマットに沈めてきたサモアンフックが素手でさく裂するのか

 K-1、UFCで活躍した“サモアの怪人”マーク・ハント(ニュージーランド)が、素手のボクシングマッチ『BKFC=ベアナックル・ファイティング・チャンピオンシップ』と3試合契約を結んだとオーストラリアのコンバットスポーツメディアが報じた。

  BFKCは元プロボクサーのデイビッド・フェルドマンによって2018年に設立され、同年6月から大会を開始。円形のリングでグローブは装着せず、バンデージのみを巻いて素手で2分5Rのボクシングを行う。


 ハントは2000年7月のK-1 WORLD GPで初来日。頑丈な身体と一撃のパワー、そして無口だが愛嬌があるところで人気者となり、2001年にはK-1 WORLD GPのヘビー級世界トーナメントを初制覇。2004年6月にはPRIDEにも参戦し、吉田秀彦とMMAデビュー戦を行うとヴァンダレイ・シウバ、ミルコ・クロコップらとも対戦。2010年9月からはUFCにもレギュラー参戦し、2014年11月にはヘビー級暫定王座決定戦も行った。

 倒すか倒されるかのスタイルでUFCでも人気を博したが、2018年12月の試合を最後にUFCから離れた。その後は2020年12月と2022年11月にボクシングの試合を行い1勝1敗。BFKCでの試合を実現すれば約2年ぶりの試合となる。現在49歳(3月で50歳)。


【写真】2022年大晦日にUFCファイターのジャスティン・タファ(左)と来日したハント

 ハントは「3戦したらベルトを獲る」「私のプロページ(ハントのファイト写真が中心のInstagramのアカウント)をフォローして。4人の初心者を寝かしつけるのが楽しみだ。今年で50歳なので、挑戦は素晴らしいものになるだろう」と、3戦したら4戦目でBKFCのタイトルを獲る、4人全員KOするというようなメッセージを自身のInstagramに投稿している。

 50歳とはいえハントが素手であのパンチングパワーを発揮したらどうなるのか。正式発表が待たれるところだ。

【追記】

 1月10日に公開された『MMA Hour』でハントは、「ベアナックルをやってみたいんだ。しばらく前から(BKFCと)話をしていたんだけど、契約が決まらなかった。チャンピオンの(ミック)テリルとは何度もメッセージを交わしたし、どこかで手を組めるかもしれない」と語るに留めている。

 また、ジェイク・ポールが次のボクシングマッチの対戦相手を3月に発表するとしたことについて問われ、「それ(自分との試合)は彼が望んでいるファイトなのか? でも、彼が手を出したいのなら、僕は誰とでも手を出すよ。問題ない。彼のやってきたことは好きだよ。彼は自分自身とファイトのためにたくさんのいいことをしてきた。YouTuberとしてスタジアムを完売させることができるのであれば、それは尊敬に値するが、スキルレベルに関しては、正直なところ、そうは思わない。でも、未来がどうなるかなんて誰にも分からないよ」と語っている。

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