グレイゾン・チバウの相手はモンゴルのバットムントに変更(C)TOP BRIGHTS/ゴング格闘技
堀口恭司がエグゼクティブプロデューサーを務め、2024年1月21日(日)に群馬県オープンハウスアリーナ太田で旗揚げ大会を行う『TOP BRIGHTS』のオンライン会見が8日、行われ、グレイゾン・チバウ(ブラジル)の対戦相手が、当初のキム・ハンスル(韓国)から、ブレンゾリンク・バットムント(モンゴル)に変更となったことが発表された。
キムが練習中の負傷で欠場、代替選手として出場するモンゴルのバットムントは、MMA15勝12敗1分で38歳。MGLから2015年にONE Championshipにも出場し、Road FC、WLF、Kunlun Fightで勝利。韓国では後のONE王者オク・レユンと1勝1敗のリザルトも持つ。
2019年1月のGRACHANで植田豊に判定負けし、一時はMMA5連敗と苦しんだが、2020年にMAX FC でのキック戦で2勝1敗と勝ち越しすると、2021年3月からDouble GでMMAに復帰し、6戦4勝2敗。ONEでアギラン・ターニに一本勝ちしているジン・テホを相手に組みで真っ向勝負し、判定負けながらグラップリングの強さと立ち技でも懐の深さを見せている。
2022年8月にパク・ミンジュンに判定勝ちし、2023年2月の『GRACHAN 59×BRAVE FIGHT 27』では山田哲也に、1R TKO勝ち。その後、『AFC 25』でかつてREALに参戦していたホドリゴ・カポラルにボディキックで2R KO勝ちで3連勝をマーク。
2023年12月の前戦『MFP 242』では、アイヴァン・ズナメンスキーに判定負けしているため、日本で再起を図る。
対する40歳のチバウは、2003年7月の『DEEP 11th IMPACT in OSAKA』での光岡映二戦以来の日本マット参戦。そのときは6連勝中だったチバウが、テイクダウンで優勢に立つも、肩の脱臼によるアクシデントで2R TKO負けで初黒星を喫している。
2018年6月にUFCを離れたチバウは、ゴールデンボーイ・プロモーションズのMMAでエフレイン・エスクデロ、ウィル・ブルックスに勝利し、PFLではローリー・マクドナルドと接戦の末にスプリット判定勝ちを得るも、現在はPFL2連敗後、ロシアRCFCで2連敗でMMA4連敗中。日本で復活なるか。
チバウについて、堀口は「寝技が強い選手。身体を見てもらえれば分かる通り、ムキムキで抑え込みがめちゃめちゃ強い。極めもあるし、この身体なので一発当たれば終わり。見ていてすごく面白い選手」とコメント。
また、代替選手としてのバットムンクの抜擢について山田義則CEOは、「ROAD FCからすごい押しがありました。『怪力で勝てるのはこの選手しかいないんじゃないの』と」と、今回の選手派遣など協力関係にあるROAD FCからの推薦であったことを明かしている(※試合順は後日発表)。
▼ウェルター級 5分3R
グレイゾン・チバウ(ブラジル)36勝19敗
ブレンゾリンク・バットムント(モンゴル)15勝12敗1分
▼フェザー級
松嶋こよみ(日本)14勝6敗
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン)13勝3敗
▼ライト級 5分3R
ダニエル・ドンチェンコ(ウクライナ)7勝2敗
ハン・サングォン(韓国)3勝4敗
▼フェザー級 5分3R
ベン・ロイル(英国)7勝2敗
ウィ・ジョンウォン(韓国)1勝2敗
▼バンタム級 5分3R
コシェン・アカノフ(カザフスタン)4勝0敗
キム・ジュンソク(韓国)3勝2敗
▼ムエタイ対抗戦 大将戦 スーパーフライ級(52.16kg)3分3R
吉成名高(エイワスポーツジム)
ジャオクントーン・ソーペッチタワン(タイ)
▼ムエタイ対抗戦 副将戦 スーパーフライ級(52.16kg)3分3R
石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)
ナンペット・チョーチャンピオン(タイ)
▼ムエタイ対抗戦 中堅戦 ライト級(62.23kg)3分3R
羅向(ZERO)
ペッチブラパー・チョンブリーアートムエタイ(タイ)
▼ムエタイ対抗戦 次鋒戦 アトム級(46.26kg)2分3R
伊藤紗弥(尚武会)
サネーガーム・カムナンチェットムアンチョン(タイ)
▼ムエタイ対抗戦 先鋒戦 フェザー級(57.15kg)3分3R
朝陽・PKセンチャイムエタイジム(PKセンチャイムエタイジム)
スラサック・クルーダムジム(タイ)