2024年2月18日(日)に開催が決まった『BreakingDown 11』のオーディション動画が、朝倉未来CEOのYouTubeチャンネルにて元旦より連日公開されている。
4日に公開された第4回では、BreakingDownの常連メンバーが「気になる参加者を呼び出し、本戦の相手を自ら決める」恒例の企画。今回は虎之介が別室のモニターでインタビューを受ける参加者を見て、気になる参加者がいたら別室に呼び出してマンツーマンで面接をする。
虎之介は『BreakingDown 8』のオーディションから参加し、この時から朝倉未来が「この子凄いよね、ハードパンチャーで。プロでやっていった方がいい。もったいないよね、地下格闘技でくすぶってるの」と、そのポテンシャルを高く評価。『BreakingDown 8』では常連選手のとしぞうを破ったが、『BreakingDown8.5』では冨澤大智にKO負け。『BreakingDown 9』では右フック一発でフクタロスにKO勝ち、『BreakingDown 9.5』では尾田優也と無効試合に。2023年11月の「BreakingDownバンタム級王座決定トーナメント」では1回戦で冨澤との再戦に臨んだが、KO出返り討ちにあった。
朝倉未来が期待を寄せているだけあり、オーディション参加メンバーは豪華な面子となった。1人目は2012年スーパーバンタム級全日本新人王で元日本&東洋ランカーの元プロボクサー・堀池雄大。2人目は元プロ修斗世界バンタム級8位の大橋誠で、虎之介はこの2人でスパーリングをさせることを希望。
続いて3人目は空手やキックボクシングを8年やっていて虎之介よりもモテるという男。そして4人目には元WBA世界ミニマム級暫定王者で、亀田興毅と2度対戦したフアン・ホセ・ランダエタ(ベネズエラ)が登場。この両者も虎之介の希望でスパーリングを行うことに。
【写真】対戦が決まり、虎之介はランダエタにフェイスオフを挑む(C)朝倉未来 その結果、堀池とランダエタの両者がKO勝ち。最終的に虎之介がランダエタを選んで本戦での対戦が決定した。
ランダエタは2006年8月に亀田興毅とWBA世界ライトフライ級王座決定戦を行い、判定2-1で亀田が勝利したものの、試合内容を巡って「ランダエタが勝っていた」との非難が殺到。社会問題にまで発展して日本中にその名を知られるようになった。再戦では亀田がきっちりと勝利したが、初戦のインパクトが大きく覚えている人も多いだろう。戦績は27勝(21KO)9敗1分。最後に公式戦を行ったのは2016年4月で現在45歳。2022年から亀田大毅のボクシングジムでトレーナーを務めている。
「生きて帰れないぞ。覚えておけ」と虎之介を挑発したランダエタ。虎之介は「オンリーパンチ」とパンチだけで勝負すると宣言した。「19歳の俺が45歳やけど元世界チャンプを右フックでKO。俺、改名しようかなと思って。博多のチャンプにしようと思って」と、右フックでのKO勝ちを予告。
ランダエタは「お前はまだお子ちゃまだ。チャンピオンの拳を見せてやるよ」と意気込んだ。