堀口が初代王座に就いたフライ級でグランプリ開催も視野に
2023年12月31日(日)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN.45』の大会終了後、榊原信行RIZIN CEOが総括を行った。
今大会で2月24日(土)佐賀・SAGAアリーナでの『RIZIN LANDMARK 8 in SAGA』に続いて、3月23日(土)神戸ワールド記念ホールでの『RIZIN.46』、そして5月6日(月・祝)東京・有明アリーナでの『RIZIN.47』と上半期のスケジュールが発表され、対戦カードも発表された。
2024年のRIZINはどのようなことを軸として行われていくのか。その質問に榊原CEOは「今日の結果を踏まえて堀口恭司が圧倒的な強さを見せたわけで、フライ級世界最強と名乗ってもおかしくないくらいのレベルだと思います。堀口を頂点にフライ級でグランプリというのもひとつあるし、堀口という選手がいることで日本のフライ級のレベルがもっともっと上がっていくんじゃないかという期待も込めて考えています。グランプリを今年はどこかで、どの階級でかはまだ漠然としていますがやれたらいいなという考えがあります」と、2023年は開催されなかったグランプリ(トーナメント)をフライ級を含めていずれかの階級で開催したいと答える。
クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が今回で一旦RIZINとの契約が途切れると発言したことで、フェザー級はどうなるのかと聞かれると「例えば朝倉未来はフェザー級の中で存在感が大きい。ただ、その中で彼がフェザー級のトップコンテンダーかというとそうじゃない。思い切ってシャッフルしてグランプリというのもあってもいいかなと思いますけれど、そこに未来が出なくてファンが納得するのかというのもあるので、未来とも今日の結果を受けて話をしたいと思います。クレベルとはいずれにしてもすでに交渉に入っていると思うので、しっかり向き合って今後の契約をどういう形で結ぶか話し合っていきたいと思います」と、フェザー級は朝倉次第ではグランプリもありえるという。
また、「フライ級、バンタム級、フェザー級、ライト級と階級を少しずつ広げていけているので、タイトルマッチが定期的に各大会にうまくハメられたらいいなと思っています」と、各大会で4つのタイトルマッチのうちいずれかを行う形にしたいとの構想も話した。