篠塚の予告通り、顔面をボコボコにされてしまった冨澤だが「いま出せるベストは出せた」
2023年12月31日(日)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN.45』の第3試合で、Krushフェザー級王者・篠塚辰樹(MASTER BRIDGE SOUND)に判定3-0(30-26×2、29-26)で敗れた冨澤大智(フリー)が試合後インタビューに答えた。
「勝ちたかったです。すげぇ勝ちたかった、それだけですね」と悔しさを露わにする冨澤だが、「これでよかったのだと思います」と古巣Krushの王者が勝ったことに納得もしているという。
「ダウンしたのも初めてだったので。元々やる前から分かっていたけどボクシング上手いなって思いましたね。(顏がボコボコになったのは)初めてです。別にやられたことに関しては特に何ともないですね」
逆に自分のいいところは出せたかと聞かれると「精一杯戦えたかなと思います。いま出せるベストは出せました」と全力は尽くせたとするが、「でもまあ、負けているので、これが僕の今の実力なのでまだ満足してないです」と自分の弱さを感じたようだ。
BreakingDownの総帥・朝倉未来からは「さっきちょっとお話しさせていただいて、いいファイトだったと言ってもらえました」と声をかけてもらったとする。
そのBreakingDownには「これからも出ながら他でも戦いたい」と、プロ団体の試合に専念することはないという。理由は「僕を引き上げてくれているのがBreakingDownなので。じゃあRIZINに出るからサヨナラとは言えない。RIZINに上がれたのもBreakingDownのおかげだから、BreakingDownにもっと還元して、僕を目指すファイターが増えて、格闘技をやる人やBreakingDownから格闘技のプロデビューする人が増えれば、たくさんの人に格闘技を届けられると思っています」と語った。