元谷選手こんな笑顔も見せます(C)ゴング格闘技
2023年12月31日(日)『RIZIN.45』(さいたまスーパーアリーナ)に出場する全選手の個別インタビューが29日(金)、都内にて行われた。
▼RIZINバンタム級(61kg)5分3R
元谷友貴(アメリカン・トップチーム)34勝11敗
ヴィンス・モラレス(Syndicate MMA/JTT)13勝7敗
第10試合では、元DEEP王者の元谷友貴と、元UFCで現在JTTで朝倉海と合流しているヴィンス・モラレスとが対戦する。元谷は、「アグレッシブにしっかり極めます」と語った。
ATTは──ジムがデカい!
──元UFCのヴィンス・モラレス選手と対戦が決まってどのように感じましたか。
「すごく楽しみです。米国で技術を磨いて自分のものに日本でできるようやってきました。アグレッシブにしっかり極めます。やっぱりフィニッシュした方が盛り上がるし、ボーナス? はい、ボーナスも(笑)」
──どんなフィニッシュを?
「KOか一本かちょっと分からないです。相手はオールラウンダーな選手なので、試合のなかで弱いところを突きたいと思います」
──対戦相手のモラレス選手はボクシングとレスリングが強い。特に鋭いジャブとオーバーハンド。その対ボクシングで考えてきたこと、練習してきたこともありますか。
「特にヴィンス・モラレス対策はしていないんですけど、右のパンチでKOすることが多いので、そこは気をつけて行きたいなと思っています」
──モラレス選手が「朝倉海とエリーコーチのアドバイスで元谷の弱点を見つけた」と言っていましたが、そのことについてどう感じますか。
「自分の試合はたくさんあるので、弱点はいろんな選手に見られていると思うのであまり気にしていないです」
──すでに攻略方法を何パターンか見つけている?
「自分は攻略方法というか……向き合ってみてどうするか。相手より自分のパフォーマンスをどうしっかり出せるかです」
──ATTで日本との違いを感じたのことは?
「ATTは……ジムがデカいというのと……あとは…ジムがデカいっス!(笑)。技術というか、練習方法や内容だったり、すごく日本で練習するうえでも参考になっています。コーチから、前回だったら相手の対策とか、“こうしたらいいよ”とアドバイスを受けて。(自分のキャリアは)長いんですけど、全然まだ分かってないので、最先端の技術を学べたと思います」
──堀口恭司選手からもアドバイスを?
「アドバイスというアドバイスではないですけど話して。(堀口も)すごくハードな練習をこなしていると思います。(金太郎とは?)階級は同じだけど特に意識はしていないです。ATTにはまた春には行きたいと思います」
──ところで、ポスターの写真が元谷選手だけ笑顔ではないのは?
「笑顔の写真はあったと思うんですけど……、さっきその話になって、あれも分かる人にとっては笑っているらしいです。自分は分からなかったですけど(笑)」
──2024年の青写真は?
「ずっと狙っているベルトを2024年もまたしっかり狙っていきたいです」
──セミのバンタム級タイトルマッチのアーチュレッタvs.朝倉海をどう見る?
「すごく楽しみです。“どうなるのかな”というか、お互い武器のある選手なのでいい試合になるんじゃないかなと思っています。ポイント? 1R目で大体流れが決まっちゃうんじゃないかなと思います。1R目でどっちが強いところを出せるか、はっきり分かるのでそこがすごい楽しみです」