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大晦日『RIZIN.45』でMMAデビューを果たす皇治(TEAM ONE)が、1月28日の『ONE 165: Rodtang vs.Takeru』でセージ・ノースカットと対戦する青木真也とともに、ABEMAのインタビューに応じた。
冒頭、TEAM ONEジムで青木の指導を受ける皇治は、MMAの練習について「バリ楽しい」と一言。
「初めのころはボロカスにやられたんですよ。キックでボロカスにやられたら、ちょっともうやりたないわーとか上手いこと考えて練習さぼったりしたけど、今はやられた2時間後くらいにはやりたいと思ってるんスよね。楽しみ、ワクワク。次はこうしよう、とか、これだけはやられないようにしよう、とか」と、新たな格闘技の魅力にハマっているという。
対戦相手の三浦孝太(BRAVE)は、言わずと知れた三浦知良の次男。皇治は、「マジでなんの感情も無い、俺の(MMA)デビュー戦というだけの話」と言いがらも、「ひとつ言えるのは、やっぱり“親の七光り”でリングに上がるのはカッコよくないでしょ。俺は色んな人の協力はあったけど、何にもないところから1人の力でこうなったから。人の名前で上がっているようなヤツに活躍できるようなリングじゃないぞっていうところは見せてやらないと。そんなに甘くないですよ、格闘技は」と、RIZINリングに知名度を持って参戦している三浦に格闘技の厳しさを伝えるとした。
MMA2勝1敗の三浦と、立ち技ではビッグネームながらMMAではデビュー戦の皇治の2R戦。
青木は、今回のカードについて、「まあ、楽なマッチアップではないと思いますよ、正直に言うと。初戦ってこともそうだし、蓋を開けてみないとどうなるか分からないことも含めて楽な勝負ではない。人によってはイージーという人もいますけど、僕はそんなに楽観視していないです」と、皇治有利の声に異を唱える。
「最低限はやっていますけど、当たり前ですから。プロで試合するなら当たり前」と皇治の取り組みを厳しく語る青木だが、皇治は「でも『もっと練習したい』って言うと“あかん”って言う。俺の年齢のこととか、いろんなこと考えてくれていますよね。“あれしたい”とか言うんですけど、“これは意味ない”とか」と、今回の試合に勝利すべく、適切なアドバイスを受けていることを明かす。
それを青木は「取捨選択だ」と語る。