ついに決定したロッタン戦へ向けて悲壮な決意を打ち明けた武尊
2024年1月28日(日)東京・有明アリーナで開催が決まった『ONE Championship』の日本大会『ONE 165』にて、ONEムエタイ世界フライ級王者ロッタン・ジットムアンノン(タイ)と対戦するK-1三階級制覇の武尊(team VASILEUS)。
同大会をPPVで生中継するABEMAのABEMA格闘【公式】YouTubeチャンネルにて、武尊のインタビュー動画が公開された。
2022年6月19日に東京ドームで開催された『THE MATCH 2022』にて那須川天心に敗れ「自分の中のプライドだったり誇りを失くしたと思っている」と語り始める武尊。
「負けたけれど何も失っていないよと言ってくれる人がほとんどですけれど、負けた時は格闘家として終わりだと思ってやってきたし、引退しようとか格闘技から離れようと思ったことは何回もあったんですけれど、それでもこうやって戦う場所に戻ってきているというのはそれが好きなんだなと思いますね」と、改めて格闘技が好きだという気持ちに気付いた。
「天心選手はもうボクシングに行っちゃってリベンジする機会はなくて、このキック界でやりたい選手はいるのかなって考えた時に、すぐにロッタン選手の顏が浮かびました。もちろん自分の中のプライドだったり、誇りみたいなものを取り返すために、この試合ロッタン選手に勝つことは絶対やらないといけないことだと思っています」と悲壮な決意を口にする。
環境を全て変え、「だいぶ自分との対話の時間が増やせているのを感じるし、だから今まで気付けていなかったところとか、もっとこうすればいいなって思うところが出て来たり」と、自分の改善点が見えてきたという。
全てを懸け、全てを取り戻すために臨むロッタン戦。武尊は「気持ちをぶつけ合って、小細工無しで真っ向から殴り合って僕が倒すイメージしか持っていない」と自分のKO勝利を信じて疑わないと話した。