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【RISE】ムエタイ名門との3vs.3対抗戦、大将の志朗「勢いに乗らせる前に心を折る」、大﨑一貴「倒せると思った」、宮﨑小雪「3勝3KO、11連勝で1年を締めくくる」

2023/12/15 22:12
【RISE】ムエタイ名門との3vs.3対抗戦、大将の志朗「勢いに乗らせる前に心を折る」、大﨑一貴「倒せると思った」、宮﨑小雪「3勝3KO、11連勝で1年を締めくくる」

(左から)宮崎、大崎、志朗、ブンロン、ジャルンスック、モンクットペット

 2023年12月16日(土)東京・両国国技館『RUF presents RISE WORLD SERIES 2023 Final Round』の前日計量&記者会見が、15日(金)都内にて13:00より行われた。

 第5試合から第7試合までは、初の試みとなるムエタイの大手プロモーションであるペッティンディーとの対抗戦3vs.3が組まれた。ペッティンディーの推薦3選手をRISEの3人の王者が迎え撃つ。それぞれ以下の通りに計量をパス。


▼Super Fight!-55.5kg契約 3分3R延長1R
志朗(BeWELLキックボクシングジム/初代RISE世界バンタム級王者)=55.45kg
ブンロン・ペッティンディーアカデミー(タイ/ペッティンディーアカデミー/True 4u 115P,118P,122P王者)=54.80kg


▼Super Fight!-54kg契約 3分3R延長1R
大﨑一貴(OISHI GYM/第2代RISEスーパーフライ級王者)=53.95kg
ジャルンスック・ブーンラナームエタイ(タイ/ブーンラナームエタイジム/True 4u 118P王者)=53.60kg


▼Super Fight!アトム級(-46kg)3分3R延長1R
宮﨑小雪(TRY HARD GYM/第2代RISE QUEENアトム級王者)=45.85kg
モンクットペット・カオラックムエタイ(タイ/カオラックムエタイ/IFMA Youth WorldMuaythai 2023 45kg王者)=45.85kg

 伊藤隆RISE代表は「ペッティンディーはRISEルールを把握して出て来ているのでルールに関して問題はないと思っています。アジャストして練習してきているはずです。今後、定期的に参戦していただきたい」と、RISEルールとムエタイルールの違いをペッティンディー勢は把握済みのはずと話した。


 モンクットペットは「明日の試合にワクワクしています。ベストを尽くします。RISEのルールはムエタイと違うけれどルールに合わせて練習をしてきました。宮﨑選手はパンチが凄く上手いですね。自分は蹴りが得意なので蹴りで戦いたいと思います」と、宮﨑に蹴りで対抗するという。


 宮﨑は「RISE王者がたくさん出る中で、自分がその一発目なのでしっかり倒して勝って日本人とRISE王者の強さを証明したい。3勝3KO、11連勝で1年を締めくくります。圧勝して最後はKOで倒して勝つ。対戦相手の印象は身長が大きいのと、緊張しているのかなと思いました(笑)」と最高の1年にするつもりだ。


 ジャルンスックは「このような大きな大会に出られてとても緊張しています。ルールが違うという点でヒジやヒザの使い方はいつもと違うので気を付けて戦うし、準備は出来ています。大﨑の試合映像はを見て来ました。パンチ、アッパー、スピード、蹴りもいい。僕も前に出て蹴りをたくさん使って戦いたいと思います」とアグレッシブに戦うと誓う。


 大﨑は「明日は復帰戦なのでしっかり強さを見せつけて、KOで勝って2023年を締めたいと思います。僕もKOで勝って強さを見せつけることがテーマです。相手はちょっと背は大きいと思いましたが、僕の相手はいつもデカいし、向かい合った感じ倒せると思ったのでしっかりKOします。(左目のあざは)先週最後の追い込みスパーをやって、出稽古に来ている選手とスパーをした時にパンチをもらってあざになりました(苦笑)。ダメージは大丈夫ですが、見た目的に治って欲しかったんですが治らなかったです」と、KO勝利の予感がしたという。


 唯一のペッティンディーアカデミー所属となるブンロンは「日本に来たのは初めてで試合は緊張していますが、全力を尽くすのみです。ヒジやヒザの制限があるので左腕をたくさん使っていきたいと思います。(得意の左ミドルで腕を折れるか)必ず折れるかは分かりません。その時のタイミングによります。全力を尽くします。志朗は素晴らしい選手。僕は(志朗に勝った)クマンドーイとスパーリングをしてきました。たくさん前に出て戦うのみです」と、前に出て戦うと宣言。


 対抗戦の大将となる志朗は「再起戦ですがただの勝利ではなく内容も大事なので、KOして今年を締めくくりたいと思います。(相手は)試合を見てもメンタルがそこまで強い選手ではないので、勢いに乗ったら怖いですが勢いに乗らせる前に心を折るのがテーマです。(腕は)折られないように頑張るしかない。
タイ人に負けないように腕は蹴られ強くなっているし、スネも固くしたので自分も折りに行きたいと思います。見た目は怖いなって、雰囲気は。刺青が入っていたし。でも線は細いのでそこは見ていました」と、対面した相手を冷静に分析し、KOで再起を飾りたいと意気込んだ。

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