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2023年12月10日(日)東京・ニューピアホールで開催される『DEEP TOKYO IMPACT 2023 7th ROUND』(本戦12時30分~)および『skyticket Presents DEEP 117 IMPACT』(本戦17時30分~)の前日計量が9日、都内にて行われた。
14時から行われた『DEEP 117 IMPACT』の計量では、第1試合のフェザー級(65.8kg)に出場する「朝倉未来チャレンジ2期生」の安井飛馬(JAPAN TOP TEAM)が、「手違い」で「キャッチウェイトの68kg契約と聞いていた」との認識で、67.95kgで体重計に乗った。
対する橋本玲音夢(パンクラスイズム横浜)は、65.65kgでパス。
▼DEEP フェザー級(65.8kg)3分2R アマチュア SPルール
安井飛馬(JAPAN TOP TEAM)67.95kg→再計量へ
橋本玲音夢(パンクラスイズム横浜)65.65kg
計量に立ち会った審判員から「67.95kg、オーバーです」の声に、安井は「えっ?」と驚きの表情。
マイクを渡された対戦相手の橋本は、落ち着いた表情で「安井くん、YouTubeで『バズらせるような試合をしたい』って言ってたんですけど、一番バズるのは安井くんが負けることだと思ってるんで、明日はバズらせる試合をします」と、試合をすることを前提にコメント。
一方、前回と同じキャッチウェイト戦と聞いていたという安井は、「どっかの手違いで、僕が68kg契約でキャッチウェイトと聞いてたんですけど……ちょっと68kgで準備してきたんですけど、カード(表)が66kgのフェザー級契約ってなっていたみたいで……体重オーバーになるんスかね?」と戸惑いを隠さず。
橋本の計量に付き添っていた北岡悟パンクラスイズム横浜代表から「フェザー級、フェザー級です、カード表をご覧ください」の声が上がるなか、安井は「ちょっと分かんないスけど、(頷いて)あの、はい、まあ後ほど……。今回、JTTの若手としてしっかりと準備してきてやってきたんで、ぜひ、試合を見てもらいたいなと思っています。お願いします」と、その後の確認としたいとした。
【vs安井飛馬】明日DEEPで朝倉未来の弟子と戦います https://t.co/NwAaU0H1Ku @YouTubeより
— 北岡悟 (@lotuskitaoka) December 9, 2023
結果的に、試合は予定通りフェザー級で行われ、まさかの「伝達ミス」により再計量となった安井は規定時間の3時間以内に、王座戦以外は+400gまで許容される規定を適用しての66.20kgでパス。10日の試合は無事、行われることとなった。
▼DEEP フェザー級(65.8kg)3分2R アマチュア SPルール
安井飛馬(JAPAN TOP TEAM)67.95kg→66.20kg ※+400gまで許容
橋本玲音夢(パンクラスイズム横浜)65.65kg
安井は、柔道8年・柔術2年の組み技ベース。宮崎県ジュニア大会55kg級優勝、大学時代には兵庫県学生柔道体重別選手権で優勝の実績を持ち、BreakingDown5戦全勝で、朝倉未来から「RIZINトップ選手、UFCも狙える」と太鼓判を押され、「朝倉未来チャレンジ2期生」に選出された逸材。22歳。
2023年9月のDEEPデビュー戦(アマチュアSPルール)では、68kg契約で菅涼星に2R 腕十字で一本勝ちを収めている。
対する橋本は、北岡悟主宰のパンクラスイズム横浜所属。アマチュアパンクラスの西関東選手権Sクラスルールトーナメント(フェザー級A)優勝などの実績を持ち、北岡代表から「確実に有望」と評されるZ世代の高校生だ。
試合前から一波乱があったアマチュア SPルールのフェザー級戦。第1試合から「バズる」か。