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インタビュー

【K-1】女王KANAに挑む19歳の真優「自分は下剋上を起こしたいなと思っている」

2019/08/14 23:08
2019年8月24日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイト in 大阪~』の第1試合、女子-52kg契約スーパーファイト3分3R・延長1Rで第2代・第4代K-1 KRUSH FIGHT女子フライ級王者KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)と対戦する真優(=まひろ/月心会チーム侍)のインタビューが主催者を通じて届いた。  真優は大阪出身の19歳。プロ戦績は4勝1敗2分だが、アマチュアで豊富な試合経験があり、K-1甲子園のワンマッチでも勝利したことがある。空手仕込みの蹴り技を武器に、高校生時代の2016年8月には「J-GIRLSフライ級ニューヒロイントーナメント」で優勝を飾った。  KANAはK-1&KRUSH女子部のエースとして活躍。2017年5月から今年3月まで外国人選手を相手に7連勝を飾っていたが、ヨセフィン・ノットソンとの再戦で敗れ、今回が再起戦となる。戦績は13勝(6KO)2敗。 私は目立つのが大好きなんでこの道を選びました ──大阪大会への出場が正式に決まった時の最初の心境はいかがでしたか? 「やっと決まったっていう嬉しさもあったし、ここでチャンスをものにして、しっかり有名になっていこうかなって気持ちになりました」 ──過去に何度か「K-1 KHAOS NIGHT」で試合が発表されたこともありましたが、真優選手の怪我であったり、対戦相手の欠場であったり、中々リングに立つ機会がなかったんですよね。 「はい。ファンの方には申し訳なかったんですけど……しっかりここで良い試合を見せたいと思います」 ──大阪大会は去年からスタートしましたが、去年の大会はご覧になっていたのですか? 「去年は同門のTETSUが出てたので、その応援に行きました。その時も格闘家はリングの上でしか自分の強さや魅力を出せないので、自分もしっかりリングの上で見せられるように今回のチャンスはモノにしたいと思います」 ──大阪大会を会場で見て、自分も出てみたいと思いましたか? 「めっちゃ思いましたね。自分は地元が大阪なんで、地元の友達にも試合を見てほしかったし、今回試合が決まってホンマに嬉しかったです」 ──元々真優選手が格闘技を始めたのは何歳の時だったのですか? 「小学校2年生の時に弟が格闘技を習っていて、自分も最初は遊びで習っていました。そうしたら自分の方が本気になっちゃった感じです(笑)」 ──アマチュアの試合には何歳ぐらいから出ていたのですか? 「格闘技を始めて半年ぐらいから試合に出るようになって、トータル200戦近くやってますね」 ──格闘技がハマった・自分に合っていると思ったのですか? 「そうですね。私は目立つのが大好きなんで(笑)、この道を選びました」 ──人前に出ることに緊張などはしないのですか? 「緊張はめっちゃします。緊張はするんですけど…それより目立つ方が好きなんですよ!だから学生時代も行事ごとや人前に出ることは率先して色々やるタイプでした(笑)」 ──なるほど(笑)。ファイターとしては自分のどういったところを見てほしいですか?「自分はパンチもキックも得意なんで、そこを上手いこと使える選手やなと思ってほしいです」 しっかり下がらずに打ち合ってチャンスをものにしたい ──そして今回はKANA選手との対戦が決まりました。プロキャリアでも約2倍ほど違いますし、KANA選手はずっとK-1・KRUSHの第一線で戦ってきた選手です。最初にオファーを受けた時はどんな気持ちでしたか? 「本当にKANA選手はK-1の女子の階級を引っ張っていってる選手なので、試合を受けていただいたことが嬉しいです。でも自分は下剋上を起こしたいなと思っていて、自分も強い選手なんやぞっていうところをKANA選手にしっかりアピールできるように、今回も勝ちたいと思ってます」 ──KANA選手が男子の中に混じって試合をしている姿をどういう目で見ていましたか? 「やっぱり凄いなと思ってましたね。自分もいずれはK-1に出たいと思っていたので、KANA選手のことを尊敬してる部分もあります」 ――対戦相手としての印象はいかがでしょうか? 「本当に上手い選手だとは思うんですけど、自分もアマチュアではたくさん試合をしているし、プロでも勝ってきてるので。その経験をしっかり活かしてKANA選手と良い試合を見せられればなと思ってます」 ──言える範囲で構いませんが、どんな試合にしたいですか? 「しっかり女子でも打ち合える試合、やっぱり打ち合う試合がファンの方も見ていて楽しいと思うので、しっかり下がらずに打ち合ってチャンスをものにしたいです」 ──K-1の女子はKANA選手1人が試合をしている状況ですが、KANA選手だけじゃないところを見せたい、自分もそこに入って盛り上げたいという気持ちはありますか? 「そうですね。日本人はKANA選手がトップで走って行ってるので、自分も日本人選手としてしっかりKANA選手に追いつけるように今回は良い試合をしたいなと思ってます」 ――KANA選手は女子トーナメントの開催を目標に掲げていますが、真優選手はいかがでしょうか? 「自分も女子を盛り上げたいので、世界の選手が集まりやすい階級でいいので、自分も世界トーナメントを開催してほしいと思います。しっかりここで良い試合を見せて、また良いオファーをいただけるように今回も頑張りたいなと思ってます」 ──ずばりKANA選手だけが日本人で勝ち続けている状況は面白くないですか? 「正直、KANA選手にはちょっと嫉妬しているところもあります。『私もこれだけできるのにな…』と思ってた部分もあるんで。でも今回KANA戦の話をいただいて、ここでしっかり自分の力を出せるか出せへんかで今後の進む道が違ってくると思います。しっかりここで自分が良い試合を見せて、ファンの方にも認めてもらえるような選手になっていきたいです!」
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