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【ビッグバン】城戸康裕、草・MAXに“三日月蹴り殺し”予告!愛鷹亮引退試合に妻・元AKB48の佐藤すみれさん来場

2023/12/02 20:12
【ビッグバン】城戸康裕、草・MAXに“三日月蹴り殺し”予告!愛鷹亮引退試合に妻・元AKB48の佐藤すみれさん来場

メインイベントでMMAファイターの草・MAX(右)を迎え撃つ城戸(C)ビッグバンプロモーション

 2023年12月3日(日)神奈川・横浜武道館で開催される『☆Super Bigbang 2023☆』の前日計量が2日(土)都内にて行われ、2名が計量オーバーとなった(試合は減点とグローブハンデで実施される予定)。


 メインイベント第2試合3分3R 71Kg契約ビッグバンルールに出場する城戸康裕(谷山ジム)は70.80kg、対する草MAX(TEAMCLIMB/グラバカ赤羽)は70.40kgで、ともに計量をパスした。


 メインイベントを務める城戸はK-1 WORLD MAX 2008 日本トーナメント王者。新生K-1でも、17年6月の第2代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント準優勝など、輝かしい実績を残してきた。今年5月にはRIZINに初参戦したが、木村“ケルベロス”颯太にダウンを奪われ判定負け。9月にはタイでブアカーオ・バンチャメークと対決するも、3Rにバッティングで城戸が大流血し、ノーコンテストとなった。


 対する草・MAXはHEAT、パンクラスのトップ戦線で活躍してきたベテランで、20年にはHEATライト級王座を戴冠した。またキックボクシングとの二刀流で、キック戦績5勝3敗と勝ち越している。


 城戸は昨年11月の『Super Bigbang 2022』以来、勝ち星を挙げられていないが“最強の40代”として復活の狼煙を上げられるか注目が集まる。

 計量をパスした城戸は対戦相手の草・MAXについて「草・MAXって。普通、名前にMAXつけないですよね、城戸・MAXとか」と、リングネームをいじり始める。草・MAXは「べつに、自分がつけたわけでないんで」と一蹴し、「提案があるんですけど、明日、リングで我龍タイムやらない?」と提案した。


 我龍タイムとは、かつて我龍真吾が試合のラスト1分前にグローブを付け合って開始の合図をし、ともに足を止めてノーガードでパンチを打ち合うこと。これに対して城戸は「絶対にやりません。俺のスタイル知っているんでしょう? ならば、三日月蹴り殺しをやるんで、得意の三日月蹴りを蹴ってきてください」と返答した。


 ちなみに三日月蹴り殺しとは、ガードした際に相手の指を折る危険なディフェンスらしい。これを聞いた草・MAXは「絶対に出さない」と断言するなど、互いに試合の駆け引きを見せた。


 また、今大会で元Bigbangヘビー級王者の愛鷹亮の引退記念エキシビションマッチが行われる。愛鷹は今年3月、K-1とRISEの対抗戦で現RISEライトヘビー級王者・南原健太に1R KO負けし「次戦で引退します」と公言。相手は元Bigbangヘビー級王者の実方宏介(真樹ジム AICHI)で、愛鷹とは17年10月に対戦し、愛鷹が2R KO勝利している。

 愛鷹は、「このような場を設けていただき、ありがとうございます。ビッグバンで始まり、ビッグバンで終わるこの10年間は、いい人生だったなと思います」と感謝を述べた。


 引退を決意した理由はケガで苦しんだこともあるが、RISEの対抗戦で負けたことが大きいという。


 引退エキシビションマッチの相手を務める実方は「6年前にKO負けを喫して、愛鷹さんを超えるためにやってきたんですが、引退されるということで相手を務めさせていただきます。計量で体を見ましたが、腕がごつかったんで怖かったです」とコメントすると、愛鷹が「いやいや」と苦笑する場面も。


 愛鷹は家族に引退を伝え、「いつも試合後に体を心配されていたので、辞めると聞いてホッとした感じでした」と明かし、妻で元AKB48・SKE48メンバーの佐藤すみれも応援にかけつけて夫の最後の勇姿を見守ることを明かした。


 また、「明日は、会場に200名の大応援団が来てくれる予定です」と気合いを入れた。

 なお、メインイベント第1試合フェザー級タイトルマッチ 3分3Rビッグバンルールは、王者の龍斗(teamNOVA)が規定体重を800gオーバーで王座剥奪となり、体調不良で病院へ向かった。挑戦者の田中聡(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)は体重をクリアしているため試合が無事に行われれば、龍斗が減点1、グローブハンデ2オンス差でスタート、田中が勝った場合のみタイトルが異動することとなる。

<全試合計量結果>

▼第21試合 メインイベント 第2試合 3分3R 71Kg契約 ビッグバンルール
城戸康裕(谷山ジム)→70.80kg
草MAX(TEAMCLIMB/グラバカ赤羽)→70.40kg

▼第20試合 メインイベント 第1試合 フェザー級タイトルマッチ 3分3R ビッグバンルール
龍斗(teamNOVA/王者)→57.90kg→800gオーバー
田中聡(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ/挑戦者)57.10kg
※龍斗が体重オーバーのためタイトル剥奪、減点1、グローブハンデ2オンス差でスタート、田中が勝った場合のみタイトル移動。

▼第19試合 3分3R フェザー級 ビッグバンキックルール
駿太(谷山ジム)→57.00kg
TAKAYUKI(K-CRONY)→57.15kg

▼第18試合 愛鷹亮引退記念スーパーエキジビションマッチ 2分2R ビッグバンルール 
※エキシビションマッチのため計量発表なし
愛鷹亮(力道場静岡)
実方宏介(真樹ジムAICHI)

▼第17試合 3分3R 65Kg契約 ビッグバンルール
谷山俊樹(谷山ジム)→65.00kg
ナロンチャイ・ファンパサー(新興ムエタイジム)→64.80kg

▼第16試合 3分3R 71Kg契約 ビッグバンルール
藤村大輔(K-1GYMSAGAMI-ONOKREST)→70.60kg
高木覚清(RIKIX)→70.80kg

▼第15試合 3分3R ウェルター級 ビッグバンルール
大輝(ハリケーンジム)→68.00kg→1.3kgオーバー
畠山隼人(E.S.G)→65.90kg
※大輝は規定体重1.3kgオーバー。ハンデをつけた上で試合を行う。

▼第14試合 Sバンタム級タイトルマッチ 3分3R ビッグバンルール
一航(新興ムエタイジム)→55.30kg
小巻海斗(真樹ジムAICHI)→55.20kg

▼第13試合 3分3R 66Kg契約 ビッグバンルール
山際和希(谷山ジム)→66.00kg
ヴィトー・トファネリ(ブラジリアンタイ/闘英館)→65.90kg

▼第12試合 3分3R 64Kg契約 ビッグバンルール
琢磨(OFA)→63.80kg
東本央貴(K-1GYMSAGAMI-ONOKREST)→63.90kg

▼第11試合 3分3R Sライト級 ビッグバンルール
平澤優聖(士道館植野道場)→63.40kg
ポッシブルK(K’growthジム)→63.40kg

▼第10試合 3分3R 67.5Kg契約 ビッグバンルール
松山翔(菅原道場)→67.40kg
野村太一(K.Bスポーツジム)→67.40kg

▼第9試合 3分3R フェザー級 ビッグバンキックルール
竹内賢一(TenCloverGym世田谷)→56.90kg
KAZUNORI(T-KIXGYM)→57.10kg

▼第8試合 3分3R 56Kg契約 ビッグバンルール
吏亜夢(=りあむ/ZERO)→56.00kg
蘭丸(teamAKATSUKI)→56.00kg

▼第7試合 バンタム級タイトルマッチ 3分3R ビッグバンルール
板橋武留(健成会)→53.40kg
峯大樹(若獅子会館)→53.40kg

▼第6試合 3分3R 58Kg契約 ビッグバンルール
竹添翔太(インスパイヤードモーション)→57.90kg
夏気(TEAMRHAPSODY)→57.90kg

▼第5試合 3分3R Sフェザー級 ビッグバンルール
天河(=てんが/健成会)→58.80kg
石川慶(teamNOVA)→58.80kg

▼第4試合 (特別試合)2分2R ビッグバンルール ※計量なし
SUZUKIMANABU(谷山ジム)
中村健(フリー)

▼第3試合 (特別試合)2分2R ビッグバンルール ※計量なし
川口秀樹(G&Best)
小室浩一(務所族)

▼第2試合 3分3R フェザー級 ビッグバンルール
修羅斗(谷山ジム)→57.00kg
高田優(湘南格闘クラブ)→56.90kg

▼第1試合 3分3R フライ級 ビッグバンルール
小林拓斗(T.G.Y)→50.00kg
西槇隼汰(=にしまきはやた/パワーオブドリーム)→50.70kg

▼オープニング第3試合 3分3R 57.5Kg契約 ビッグバンルール
安晟太(=やすじょうた/サクシードジムteamEXCEED)→57.00kg
春暉(ファイティングアカデミードラゴンテイル)→57.40kg

▼オープニング第2試合 2分2R 45Kg契約 ビッグバンアマチュア特別ルール
ゆっピーJSK(治政館江戸川道場)→44.80kg
池田想夏(=そな/MIYABIジム)→43.70kg

▼オープニング第1試合 2分2R 45Kg契約 ビッグバンアマチュア特別ルール
優波(=ゆうは/菅原道場)→44.80kg
山下夢(TEAMDEVIL666)→44.70kg

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