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インタビュー

【K-1】初参戦の宇佐美秀メイソン「海斗選手の大振りパンチは僕には当たらない。逆に僕のパンチが当たれば倒れる」

2023/11/28 13:11
 2023年12月9日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 ReBIRTH.2』にて、K-1ウェルター級3分3R延長1Rで、海斗(LEGEND GYM)と対戦する宇佐美秀メイソン(カナダ/Battle Box)が、K-1初参戦に向けて意気込みを語った。  宇佐美はアマチュアMMAで多数の優勝経験を持ち、2022年4月の『POUND STORM』にてプロMMAデビュー。昨年12月には、初のキックボクシングルールでK-1 WORLD MAXのレジェンド、アルバート・クラウスに勝利。今年3月にはKNOCK OUTで杉原新也に判定勝ち、9月には同団体でジャマル・ワヒィムを1RKOで沈め、キック3戦目でISKAインターコンチネンタル・ウェルター級暫定王座を獲得した。  対する海斗は、前田日明がプロデュースする総合格闘技イベント「THE OUTSIDER」に2度出場するなど、異色の経歴を持つ。今年3月、第9代Krushウェルター級王者・松岡力に判定負けしたが、9月に7戦無敗のBigbangウェルター級王者・大輝をKOで下して再起を果たした。 自分のファイティングスタイルはトリッキー ――K-1初参戦となりますが、K-1にどんな印象があるのか教えてください。 「よく殴り合っているなという印象ですね。キャッチ(首相撲)がない分、ガード越しに激しく殴り合っている感じ」 ――ご自身のファイトスタイルに合っていますか? 「ええ。ただ自分は相手のパンチをもらわずに、自分のパンチだけを当てるスタイル。みんなより、ちょっと上のレベルにいる感じだと思います。蹴りに関しても自分は何でもできるので、とくにK-1ルールだからといって問題はないです」 ――K-1レジェンドのアルバート・クラウス選手からキックデビュー戦で、いきなり勝利しました。あの試合で、かなり注目を集めたのは間違いありません。 「正直、レジェンドと戦うこととなり、もっと激しくなると思っていたんですが、そこまでではなかったです。練習で追い込んだこともありましたので、その成果を出せました。でも、あの試合から、さらに強くなっていますし、キックを始めてからまだ1年ですからね。伸びしろしか感じていません」 ――K-1は世界の強豪とのカードも多く組んでいますので、今回の海斗選手との結果次第では、対世界ということもあり得ます。 「自分も世界を目指しているんで、そこは全然、やっていきたいですね。でも世界トップクラスでいえば、自分は野杁正明選手だと思いますので、今はそこを目指してやっていきたいと思っています」 ――野杁選手が目標だと。彼のどういう部分を評価していますか? 「パンチも蹴りもそうですが、何でもできるところですね。ほとんど負けていないですし。僕が子どもの頃から見ている選手なので、いつか対戦したいなと思っています」 ――もしも戦ったら、どんな試合になると思いますか。 「僕は5年間、カナダにいたんですけど、その頃は何も格闘技をやっていなかったんです。現時点では、どうなのか分からないですけど、今は集中して格闘技をやっているんで、そのうち倒せるようになると思います。蹴り、パンチ、すべて出し切る形になるでしょう」 ――自身のファイトスタイルは、どんな特長がありますか? 「自分のファイティングスタイルは、トリッキー。普通のパンチの出し方とは違いますし、構えをスイッチしながら攻撃するので、見ていて楽しめると思います。K-1ファンのみなさんに僕のことを知ってもらいたくて来たんで、そこも含めて楽しみにしていてください」 ――実兄でRIZINでも活躍中の宇佐美正パトリック選手は、今回のK-1参戦に何か言っていましたか? 「『K-1行くんや?そっち?』という感じでした(笑)。自分は、もともとMMAを中心に試合をしていたんですけど、打撃が得意なので、一番自分に近いのはK-1なのかなと。最終的にはMMAもやりたいんですけど、その前にK-1でチャンピオンになりたいですね」 ――まさに二刀流を目指すと。対戦相手の海斗選手については、どんな印象がありますか? 「何戦か見ましたが、倒すか倒されるか何だろうなと思いました。正直、パンチが大振りでアゴが弱い。海斗選手の大振りパンチは僕には当たらない。逆に僕のパンチが当たれば倒れると思います。結果は、相手が倒れて終わることになると思います」 ――今回がキック4戦目となりますが、かなり自信があるように感じられます。 「練習をしっかりやっているのと、スピードのある選手、パワー系の選手など、いろいろなタイプの選手とスパーリングをしています。あとはK-1選手とマススパーをする中で、これは行けるなという自信もついてきています」 ――宇佐美選手は幼少期から空手を学んでいたようですが、カナダ留学時代は喧嘩に明け暮れていたと聞いています。 「はい、カナダにいる時は悪さばかりやっていました。僕は小さい頃から戦いしかやっていなくて、これしか知らないですね。僕の人生は、戦いの連続なんで」 ――今回は地元・大阪で試合をすることになりますので、抱負をお願いします。 「地元・大阪での開催なので、たくさんの人に応援に来てもらいたいですね。必ず、楽しい試合をしますので、応援をお願いします!」
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