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【BOM】伊藤紗弥が計量パス「攻めるアグレッシブな私を見せたい。今までとは違う私を期待してください」

2023/11/25 23:11
【BOM】伊藤紗弥が計量パス「攻めるアグレッシブな私を見せたい。今までとは違う私を期待してください」

新たな自分を見せると意気込む伊藤は自信に満ち溢れた表情で計量をパス(C)BOM

 2023年11月26日(日)神奈川・横浜大さん橋ホールで開催される『Amazing Muaythai,Road to Rajadamnern×Shimizu presents BOM 45』の前日計量が25日(土)神奈川・横浜にあるエイワスポーツジムにて行われた。


 第2部のメインイベント、女子アトム級(46.26kg)で対戦する伊藤紗弥(尚武会)は45.8kg、ミンタ・ノー アヌワッジム(タイ)は44.9kgで計量をクリアー、あとは試合のゴングを待つのみとなった。

 伊藤は「いつも通りバッチリ仕上げてきました」といい、タイ東北地方48kg王者の肩書きを持つ対戦相手ミンタに関しては「あまり情報がなかったのですが、フィームータイプで結構距離を取ってくる選手だと聞きました」と警戒する。


 前戦となった9月のRWSでモンクッペット・カオラックムエタイジムに判定負けした結果を受け、伊藤は「戦い方を変えなきゃいけないと感じ、今井会長と話し合ってパンチを凄く頑張ったのでパンチでも攻めて倒せたらと思います」とパンチの強化をしてきたと明かす。

「前回のRWSは2分3R制のオープンスコアでどちらかに優劣が付きます。長身の選手と蹴り合いになると蹴り勝てなかったり、1Rにポイントを取られて2、3Rで逃げられたら巻き返せないなと。トップの選手に今までの戦い方では勝てないと感じ、倒すパンチの強化の必要性を感じました。パンチがあると色んな展開も作れます」

 ファイトスタイルも一新したといい、「美しいムエタイを魅せるのはもちろんですが、ポイントを取ることは考えず、攻めるアグレッシブな私を見せたい。1Rから倒す気持ちを前面に出していくので、今までとは違う私を期待してください」と進化した“伊藤紗弥”を見せたいとする。


 今回の一戦は12月22日にタイ・ラジャダムナンスタジアム興行への出場を懸けたRoad to Rajadamnern認定試合として行われ、今後、ラジャダムナンスタジアムの女子王座が制定されることも決定しており(女子王座の階級は未定)、伊藤は「私の階級はまだ王座は制定されないようですが、制定される時のためにも勝っていかないとランキングにも入れないので必ず勝ちます」と必勝宣言した。

 なお、今大会は第1部のメインイベント(第12試合)以降は女子大会となり、タイトルマッチ2試合を含む6試合が行われる。吉成名高のいとこである吉成乃亜(エイワスポーツジム)はIPCC日本女子ライトフライ級(48.50kg)王者決定戦に臨む。

 今大会は当日14:00より、U-NEXTにて全試合LIVE配信される。

<全対戦カード>

▼第18試合 [Road to Rajadamnern] BOM女子アトム級(46.26kg) 2分3R
伊藤紗弥(尚武会/BOM2階級王者、WMC&WPMF&IPCC世界王者)
ミンタ・ノー アヌワッジム(タイ/タイ東北地方48kg王者)

▼第17試合 IPCC日本女子スーパーバンタム級(55.35kg)王者決定戦 2分5R
JASMINE(ポゴナクラブ/WMC日本バンタム級王者)55.35kg
七美(真樹ジム)54.9kg

▼第16試合 IPCC日本女子ライトフライ級(48.50kg)王者決定戦 2分5R
紗耶香(格闘技スタジオBLOOM)48.3kg
吉成乃亜(エイワスポーツジム)47.6kg

▼第15試合 [Road to Rajadamnern] BOM女子ピン級(45.53kg) 2分3R
カナ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション/IMSAピン級王者)45.4kg
MIREY(WSR三ノ輪/WMC日本ピン級王者、J-GIRLSピン級王者)45.0kg

▼第14試合 BOM女子フェザー級(57.15kg)2分3R
SHIORIN♡(GRATINESS/WMC日本スーパーバンタム級王者)56.6kg
浅井春香(Kick Box)56.9kg

▼第13試合 ミネルヴァ推薦試合 46.0kg契約 キックルール 2分3R
aimi-(DANGER)45.4kg
友菜(TEAM IMMORTAL)45.8kg

▼メインイベント(第12試合) [Road to Rajadamnern] IBFムエタイ世界スーパーミドル級王者決定戦(76.20kg) 3分5R
ソンカウ・チョー ハーパッヤ(タイ/ラジャダムナンスタジアムスーパーミドル級1位、IBF世界スーパーミドル級3位)75.7kg
柿沼 慶(ポゴナクラブ/BOM&WMCインターコンチネンタル&WPMFインターナショナル スーパーウェルター級王者)75.9kg

▼第11試合 BOMライト級(61.23kg)王者決定戦 3分5R
レンタ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション/WMCインターコンチネンタル&WPMFインターナショナルライト級王者)61.0kg
羅向(ZERO/NJKF&WMC日本ライト級王者)60.9kg

▼第10試合 BOMフェザー級(57.15kg) 3分5R
朝陽・PKセンチャイムエタイジム/WBCムエタイ世界&ルンピニースタジアムジャパン認定スーパーバンタム級王者、ムエサイアム バンタム級王者)57.3kg
ナリッ・ソーソンヌック(タイ)57.4kg

▼第9試合 [Road to Rajadamnern] BOMスーパーフェザー級(58.97kg) 3分5R
梅沢武彦(フリー/NJKF&WMC日本&WMCインターコンチネンタル&BOMスーパーフェザー級王者)58.9kg
士門・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム/プロムエタイ協会スーパーフェザー級王者、WPMFインターナショナル スーパーバンタム級王者、WMCインターコンチネンタル バンタム級王者)58.7kg

▼第8試合 WMC日本ライト級王者決定戦(61.23kg) 3分5R
小清水涼太(KING LEO)60.7kg
カミ シロ(PHOENIX)61.1kg

▼第7試合 WMCインターコンチネンタルスーパーフライ級(52.16kg) 3分5R
リュウノスケ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)52.1kg
モート・エイワスポーツジム(エイワスポーツジム)49.8kg

▼第6試合 BOM特別試合 -69.00kg契約 3分3R
高橋秀嘉(NEXT LEVEL渋谷)68.2kg
トシヒコ・エクシンディコンジム(EXINDECON GYM JAPAN)66.6kg

▼第5試合 BOMバンタム級(53.50kg) 3分3R
佐藤九里虎(FAITH/WMC日本バンダム級&スーパーフライ級王者)53.3kg
森下翔平(Team SHOHEI)53.5kg

▼第4試合 BOMスーパーフェザー級(58.97kg) 3分3R
しょーい(湘南格闘クラブ/初代IPCC日本フェザー級王者)58.6kg
拳太(MSJキックボクシングジム)58.7kg

▼第3試合 WMC日本スーパーライト級(63.50kg)契約 3分3R
八尋開人(RAOU GYM)63.3kg
小野寺楓珂(BOM SPORTS GYM八戸)63.1kg

▼第2試合 WMC日本スーパーフェザー級(58.97kg)契約 3分3R
AKITO(YSSジム)58.5kg
お松レンジャージム(レンジャージム)58.6kg

▼第1試合 BOMスーパーフライ級(52.16kg) 3分3R
隼(尚武会)51.6kg
西園 晟(MSJキックボクシングジム)51.7kg

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