BKFC(ベアナックル・ファイティング・チャンピオンシップ)で2勝しているブアカーオ(C)BKFC
ムエタイの“生ける伝説”であり、K-1 WORLD MAX世界トーナメント2004・2006優勝のブアカーオ・バンチャメーク(タイ)。
11月4日には『BKFC THAILAND 5 -BUAKAW vs SAENCHAI』にて素手のムエタイルールで、もう一人の“生ける伝説”セーンチャイ・PKセンチャイムエタイジム(タイ)とのドリームマッチを制したばかりのブアカーオだが、12月2日の『RWS』ではナヤネッシュ・イマンとキックボクシングルールで対戦。さらに、2023年にはプロボクシング世界6階級制覇マニー・パッキャオ(フィリピン)とのボクシングルールマッチも予定されている(当初は1月と発表されていたが4月以降に変更)。
【写真】ブアカーオの相手は、セーンチャイ、パッキャオの次はマクレガーなのか(C)Jeff Bottari/Zuffa LLC via Getty Images
そのブアカーオが「私はBKFCで、この新しいルールセットの下で絶対に誰とでも戦うつもりだと伝えたが、それはビッグネームでなければならない。私は誰とでも戦う準備ができています。誰かに私を本当に試してもらいたいのです。私の究極の試合はコナー・マクレガーとのタイ式ベアナックル戦だが、マクレガーが私に対してそのような試合をするだろうか。 私はそれを疑う」と、UFC世界2階級制覇王者コナー・マクレガーとの素手ムエタイマッチが究極の目標だとし、でもマクレガーはその試合を受けないだろうと語った。
しかし、実際にブアカーオのマネージャーがマクレガー陣営にオファーを出したということが、先週タイで話題となった。ムエタイの情報をSNSで発信するMuayThai Super Fightが伝えた。
マクレガーは2023年4月に開催された『BKFC 41』のメインイベント終了後、リングにBKFCのベルトを持って乱入し、「私はこのゲームに夢中です。私はこれに夢中です。私はすでにベルトを手に入れました。なぜ私はここに現れて、すでにベルトを手に入れたのでしょう。カモン、ベイビー! このベルトを獲りに来いよ」と、自分はBKFCのチャンピオンだから挑戦してこいと、メインで勝利した元UFCのマイク・ペリーを挑発したことがある。
どこまでパフォーマンスでどこまで本気なのかは分からないが、マクレガーがBKFCに興味を持っているのは間違いなさそうだ。
パッキャオ戦まで引き寄せたブアカーオが、2023年にマクレガー戦まで実現させるのか。