出場が濃厚視されている選手たちについて現在の状況を話した榊原CEO
2023年12月31日(日)『RIZIN.45』(さいたまスーパーアリーナ)の対戦カード発表記者会見が11月11日、都内にて行われた。
会見後の囲み取材で、榊原信行RIZIN CEOは大晦日大会に出場が濃厚視されている選手たちについて語った。
まず、大晦日にMMAデビュー戦を行うことが決定的となっている皇治(TEAM ONE)については「皇治も準備は進めている。練習中に怪我をしたのでその怪我の回復を待って、今日も朝に連絡を取り合ったら『性病にかかったくらいなので、治って間に合わせます』って言っていました(笑)。怪我の推移状況を見守ってみたい。怪我さえ折り合いがつけばここがMMAデビューのタイミングだといいかなと思います」と、怪我の回復次第だが引き続き大晦日出場へ向けて話は進めているという。
クレベル・コイケを破り、タイトル挑戦への第一コンテンダーとされている金原正徳(リバーサルジム立川ALPHA)については「どうなるだろうね。鈴木千裕の怪我の回復も含めて、鈴木もアゼルバイジャンから帰ってきてから直接本人と話しをしていないけれど話をしようと思っています。本人は出る気はあるので。今年2023年の日本の格闘技界のある意味一番注目を集めた男であるので、出てくれればいいかなと思いつつも、タイトルマッチでやるとなればベストなコンディションでやらせたいのはある。金原ともコミュニケーションをとって、タイトルマッチではないことも含めて相談しようと思っています」と、鈴木千裕はタイトルマッチで金原と戦う気持ちはあるが怪我の回復次第であり、鈴木がスタンバイ出来なければワンマッチでの金原の出場も打診するとした。
また、年内にRIZIN登場が予告されていたマニー・パッキャオ(フィリピン)については「パッキャオも練習はしていますので、大晦日は本人サイドで言うとゼロじゃない。ただ、誰と見たいのというところで誰というのが僕らもなかなか作り出せない状況でもある。毎大会きれるカードではないので、一番旬でみんなに『おー!』と思ってもらえるタイミングの時にカード編成をしたい。大晦日もゼロではない状況というところです」とした。