【RISE】GLORYとの6vs.6対抗戦の全対戦カード決定「今年は4勝2敗といきたい。とにかく勝ち越したいです」

　2023年12月16日（土）東京・両国国技館『RUF presents RISE WORLD SERIES 2023 Final Round』の記者会見が11月10日（金）都内にて行われた。　GLORYとの6vs.6対抗戦の全対戦カードが決定。前回の会見で発表された中村寛（BK GYM）vs.アフマド・アコーダッド（モロッコ/Brutal GYM）、南原健太（極真会館）vs.ビクター・デ・コニング（オランダ/Kickboxing fearless）、聖愛（魁塾）vs.テッサ・デ・コム（オランダ/Fightteam Vlaardingen）に続いて新たに3試合、原口健飛（FASCINATE FIGHT TEAM）vs.エイブラハム・ヴィダレス（メキシコ/Living Legacy）、白鳥大珠（TEAM TEPPEN）vs.ザカリア・ゾウガリー（モロッコ/T Oude Westen GYM）、そして中野椋太（誠至会）vs.ペトル・モラリ（モルドバ/Kickboxing fearless）が決定した。 　中野は2018年12月にNJKFウェルター級王者になった左フックを得意とするアグレッシブファイター。RISE初参戦となった2019年7月、憂也に初回KOで勝利。10月には65kg級のS1ジャパントーナメントで優勝。RISE2度目の参戦となった2020年2月にはスーパーライト級王者・山田洸誓に判定負けを喫するが、11月のRISEでは山口裕人から左フックでダウンを奪って勝利した。2021年7月にはWBCムエタイ日本ウェルター級王座を獲得。2022年3月、5月の「第3代RISEウェルター級（-67.5kg）王座決定トーナメント」を制して王座に就いた。8月にチャド・コリンズに初回TKO負けを喫したが、2023年7月にイ・ソンヒョンをバックハンドブローでKOする大金星。戦績は22勝（11KO）7敗。 　モラリはWKU世界-65kg王者で、戦績は7勝1敗。パンチ、蹴り共に思い切った攻撃を仕掛けるアグレッシブなファイタータイプ。2021年6月に、当時無敗だったヤン・カッファを後ろ廻し蹴りでKOした一戦が光る。 　両者とも会見は欠席となり、それぞれコメントが読み上げられた。 モラリ「RISEは自分にとって新しい挑戦です。世界最高峰の団体で挑戦する時が来ました。相手は強いですが自分の方が上です。素晴らしい試合になるでしょう。コーチとキックボクシングエージェントに感謝している。12月16日、RISEに私が行きます」 中野「オスカップ！ 12月16日、最高の勝ち方でKOしますので楽しみにしていてください。アイ・アム・チャンピオンなう。マイペンライ」 　今回の6vs.6対抗戦のカード決定に伊藤隆RISE代表は「昨年12月のGLORYとの対抗戦は3勝3敗。今年は4勝2敗といきたい。誰が負けるかは分からないけれど、全勝を目指しますが勝負はやってみないと分からない。とにかく勝ち越したいですね。65kgから上はGLORYにも階級があるので特に頑張ってもらいたいです。ヘビー級も含めて。そこは絶対に獲りに行く気持ちで頑張ってもらいたい。中村寛にも頑張ってもらいたい。今回はドローの痛み分けではなく勝ち越したいと思います」と、勝ち越しを最低目標に掲げた。