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2023年11月12日(日本時間13日)、米国ペンシルベニア州ベツレヘムのFinishers HQにて開催されるグラップリング大会『Finishers Open14』に、高橋“SUBMISSION”雄己(和術慧舟會HEARTS)が出場。エディ・ブラボーの黒帯レイ・ダレオン(米国)とバンタム級王座を賭けて対戦する。
日本で『LEVEL-G』のプロデューサーを務める高橋は、修斗でMMAも戦い、グラップリングでは国内外の大会に参戦。2023年2月には『Finishers Kombat 04』でラミロ・ヒメネスに21秒、内ヒールフックで一本勝ち。続く、7月にはメキシコで開かれたコンバット柔術ワールドで掌底ありのトーナメントで準決勝に進出している。
高橋と対戦するデ・レオンは10th Planet NYを率いるエディ・ブラボーの黒帯。KASAI Pro、Combat Jiu-Jitsu Worlds、Rise Invitational等で連勝後、2022年8月に、かつてグラップリングでメラブ・ドヴァリシビリに判定勝ちしているケヴィン・ダンツラァーと対戦し判定負けも、Combat JJではジェフ・リアルにオーバータイムで三角絞めで勝利するなど強豪であることは間違いない。
りゅうちゃんとマンツーマンで朝練。
アマMMAデビュー戦、お疲れ様でした。完璧な内容でした。@se_khg pic.twitter.com/uuvzPlMjlh— 高橋“SUBMISSION”雄己 (@Takahasi414yk) November 7, 2023
バンタム級のベルトを賭けて米国で戦う高橋は、本誌に「レイは10th planet NYのボスで、エディ・ブラボーの黒帯です。キャリアとしてもEBIやCJJWなどのトップリーグで活躍して来た大変良い選手です。特にオーバータイムの攻防の強さは特筆すべきものがあると思います。
しかし、ここで負けていては自分の先行きは思いやられます。8月に俺に勝ってCJJ世界王者になったドリアン・オリバーレスは、Bチームのイーサン・クレリンステンやノーギワールド王者のジャンニ・グリッポを下してADCCの北米トライアルを制しました。ここから世界のトップ戦線に殴り込みたいと思っている手前に、ドリアン始め新星達にこれ以上差を付けられるわけにはいきません。
しっかりと踏み越えて、その先のキャリアを実現する足掛かりにします。ひとまずチャンピオンになったら、同団体のランキング1位にいるノーギワールド王者のエスティバン・マルチネスを指名して防衛戦をしたいです」と、Finisher王座を手に、さらなる高みを目指すと意気込みを語っている。
11月25日にはシンガポールでADCCアジア&オセアニア予選が開催、26日には高橋がプロデュースする『Level-G』のプロマッチが『KROSS×OVER -CAGE- 2』GENスポーツパレス大会内で行われる。日本のグラップリング熱も高まるなか、高橋は、2023年3度目の海外での試合で、ベルトを腰に巻けるか。
外側から手を突っ込む式のFalse reapって、ヒールを取る事に大変適した技だと思うんですよね。
— 高橋“SUBMISSION”雄己 (@Takahasi414yk) October 30, 2023
エントリーの完成際に前腕を返して膝を一瞬外に開かせて、浮いた踵をキャッチする事でヒールの防御が上手い人も極めれるんだと思います。
これ、今作ってる教則の切抜きなんですけど、こんなイメージで↓ https://t.co/hDx58xgrq5 pic.twitter.com/lYzC6h4oa3