左ミドルキックをミットに叩き込み、快音をジムに響かせる朝倉未来
2023年11月19日(日)都内某所にて開催される全試合オープンフィンガーグローブ着用キックボクシングルール3分3R(勝敗はKO決着のみ、判定なし)の『FIGHT CLUB』で、YA-MAN軍団と対戦する朝倉未来軍団が9日(木)都内所属ジムにて公開練習を行った。
メインイベントで、RISEオープンフィンガーグローブマッチ -65kg級王者YA-MAN(TARGET SHIBUYA)との対戦が決定した朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)は、1分間のミット打ちを披露。左ミドルキックで快音を響かせ、左ストレート、左ヒザ蹴りとサウスポーから繰り出す打撃をミットに叩き込んだ。
コンディションは「いい感じです」という朝倉。YA-MANについて改めて聞かれると「OFGだとKOが多いですね。KO率、パンチ力、あと根性があると思いますが怖さはないですね」とした。
キックボクシングの練習は「ミットは最近10Rくらい以上はやっています」とし、コーチとしてJAPAN TOP TEAMに加わったRISEの原口健飛については「ジムが新体制になることをYouTubeで発表して、MMAに限らず立ち技の選手も協力してもらえるなら連絡をくださいとしたところ、原口選手から問い合わせをいただいて。ぜひ協力させてくださいと。彼が兵庫に住んでいるので毎週1回になるけれど、打撃コーチをしてくれるということでぜひお願いしますということになりました」と説明。
YA-MANの分析については「試合はここ最近でだいぶ見ましたね」と進んでいるようで、弱点は見つけたかとの問いには「はい」とだけ答える。
「どんな感じで来るのか分からないので、彼がいつもしているような試合展開には、僕に対しては出来ないんじゃないかな。今までの対戦相手で一番カウンターが上手いのは僕だと思うので、ズバッと打ち抜いちゃうかもしれないし。様子を見て来るか、前へ出てくるか。それによって変わる。どっちにしても自分が勝つんじゃないかなと思っていますね。パンチ力はあると思うので、あまりもらわないようにしようと思っています」と、自分のカウンターの技術に自信をのぞかせる。
ケラモフ戦での敗戦から再起戦との意気込みかと聞かれると「全くMMAとは別物って考えです。(再起戦との気持ちは)全然ないです。MMAの負けはMMAでしか取り戻せない。この試合に勝ってもMMAの評価が上がるわけじゃないので。ただ、立ち技の選手と立ち技だけでやるのはMMAにもいい経験だと思います。ここで得るものがあったらいいなって感じです」とMMAの試合とは区別して考えているが、MMAにもプラスになるのではないかという考え。
以前、YouTubeの企画でYA-MANとスパーリングした感想については「お互いマスでやっていたのと、(YA-MANは)試合の方が強いタイプだと思うので参考にならない。あと忘れました(笑)。どんなんだったか。あれもスパーする予定じゃなかったのに急遽したので、どんな感じだったのかな」と、もう忘れているとした。
最後に、対抗戦は朝倉軍団の何勝何敗になるかと思うかと聞かれた朝倉は「2勝1敗」と答える。その1敗は誰になりそうなのかと問われると「ご想像にお任せします」とする。
白川陸斗と西川大成はその言葉を聞いて「自分にならないように頑張ります」と気を引き締めたが、朝倉は「もしかしたら、俺だけだったりして(笑)。皆さんにいい素材(映像)を提供してしまうかも」と笑った。
【🔴LIVE】#FIGHTCLUB
— ABEMA格闘 (@Abema_Fight) November 9, 2023
〜朝倉未来軍団 公開練習〜
ミット打ちの様子を公開👊
キレのあるコンビネーションを見せる#朝倉未来 選手🔥
大会は、11/19(日) ABEMA PPVで全試合生中継📡#YA_MANvs朝倉未来