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【BreakingDown】プロ格闘家vs.BreakingDownの対抗戦、元NKB王者の蛇鬼将矢、YA-MANと同門のTARGET SHIBUYAから3名が参戦、挑発されて大乱闘も

2023/11/07 21:11
 2023年11月23日(木)さいたまスーパーアリーナ・コミュティアリーナ『BreakingDown 10』のオーディション動画が、大会CEOである朝倉未来のYouTubeチャンネルで公開中だ。  Vol.3として公開された動画では「プロ格闘家vs.BreakingDown」の対抗戦オーディションのメンバーが発表された。  そのメンバーは、K-1やRIZINなどメジャー舞台で活躍してきた才賀紀左衛門、元NKB日本ウェルター級王者でRIZINやRISEに出場してきた蛇鬼将矢、YA-MANと同門になるTARGET SHIBUYA所属の杉本祥とSAIGO。 【写真】ひな壇のBreakingDown勢に挑発を受け、プロ格闘家チームと乱闘に 蛇鬼は地下格闘技出身で、2020年10月にNKBウェルター級王座を戴冠。2021年11月にRISE初参戦を果たし、現RISEウェルター級王者の中野椋太に2R KO負けを喫したが、2022年3月に行われた『RIZIN.34』ではこうたとダウン応酬の末にKO勝利を挙げた。8月のRISE大阪大会ではオープンフィンガーグローブマッチで萩本将次と三者三様のドローという結果に終わっている。2023年1月のRISEでは宮城寛克に延長戦の末に判定負け。9月には皇治がプロデュースする『NARIAGARI』に出場して3分1Rで豊樹に判定負けした。戦績は11勝(5KO)9敗2分。  杉本は18勝(7KO)10敗2分と30戦ものキャリアを持つ。近年は連敗を喫していたが2023年6月に地元・宮崎で判定勝ち。前戦は9月のDEEP☆KICKで判定負けしている。  SAIGOは、平成29年度日本拳法全日本体重別選手権大会軽量級優勝、第63回全日本学生拳法選手権大会優勝(7連覇)/最優秀選手賞と日本拳法で輝かしい実績を残し、2022年11月にプロデビュー。現在までプロ戦績は1勝1敗1分。  大会CEOの朝倉未来は「BreakingDownをよく思っていない日本のプロ格闘家は多いと思うんですけれど、そのプロ格闘家たちからの応募が来た」と説明し、「BreakingDownって賛否をずっと呼んできたと思うんですけれど、一番よく思っていないのって陽の目を浴びてないもっと努力して頑張っているプロ格闘家だと思っていて。その選手たちと実際にBreakingDownの選手、対抗戦みたいな形で出来たらいいなってことで」とプロ格闘家との対抗戦を企画したと告げた。  杉本は「BreakingDownを格闘技としては見てなくて、プロの打撃がどういうものかっていうのを身をもって教えてやろうかなと思って来ました」と応募の動機を話す。  これに噛みついたのが外枦保尋斗。『BreakingDown7』のオーディションで薬物依存の母を自ら通報したという衝撃的なエピソードを告白して話題に。キックボクシング歴は3年で、プロキックボクシング戦績は5戦5勝(4KO)無敗。BreakingDownでは2勝した後に『BreakingDown 8』でYURAにKO負けして初黒星。『BreakingDown 9』ではハイメにKO勝ちして再起を飾った。『BreakingDown 9.5』ではLARGE HIGHもKOしている。  外枦保は「殴り合いって好きですか? ガンガン殴り合うのが好きなので、プロの舞台で活躍している選手に僕が圧倒的に勝ったら盛り上がるんじゃないかなと。倒す自信はあります」と言い放ち、両者はどちらかが倒れるまで1分間のラウンドを続ける無制限で対戦することが決まった。  SAIGOは「BreakingDownは世間では人気なんですけれど、格闘技じゃねえぞって僕たちは思っていて格闘技っていうものを僕が見せられればと思っています」とし、対戦相手には元プロボクサーで元OPBF東洋太平洋バンタム級王者の山本隆寛が名乗りを上げた。『BreakingDown 5』でみっくんに判定勝ち、『BreakingDown 6』で殴られ屋KENJIにダウンを奪って判定勝ち、『BreakingDown7』では宮島翔にダウンを奪って判定勝ちと3連勝。プロボクシング戦績は21勝(17KO)6敗でプロキャリアはSAIGOよりも豊富だ。  そして蛇鬼は「地下格闘技から始まって日本タイトル獲ってRIZINまで行って、ちょっと辞めたりフラフラしていたので、ここで1回もらってまたRIZINいったろうかなと思っています。おもろいド突き合いが出来る子おったら」と、BreakingDownで名を上げてまたRIZINに出たいとする。 「俺、ド突き合い出来るよ」と名乗りを上げたのは川島悠汰。“Mr.BreakingDown”の異名を持つ川島はBreakingDownで9勝2敗。前回の『BreakingDown9』ではボヤン・コセナルとダブルノックダウンの末に先に立ち上がってKO勝ちを収めた。「(蛇鬼は)プロの看板背負って、俺はBreakingDownの看板背負って潰してやるから」と宣言した。  途中、BreakingDown勢の挑発に腹を立てたプロ格闘家チームが大乱闘を起こし、因縁は深まった。  最後にはTARGET SHIBUYAのアマチュア選手である大威が「見学で来たけれど、先輩方にナメた口利いているのでやっていいですか」と乱入。「昨日試合でしたが関係ないです。KOで勝ちました。今6連勝中です。今やっちゃっていいですか」とBreakingDown勢との対決を臨み、第35代日本スーパーウェルター級王者、第32代OPBF東洋太平洋同級王者、IBFアジアスーパーウェルター級王者のほっそんが受けて立った。  その場でスパーリングを行い、延長戦で大威がほっそんを流血させてTKO勝ち。いきなりBreakingDown常連選手で『BreakingDown9』では元K-1ファイターのTATSUJIに勝っているほっそんから勝利を収めて参戦に名乗り。対戦相手は朝倉未来がYURAを用意した。  YURAはK-1甲子園準優勝、プロで10勝(4KO)無敗だというキックボクサー。これまで第4代IKCウェルター級王座、初代ジャパンカップ同級王座、突破70㎏以下級王座、RKSウェルター級王座を獲得。一番手っ取り早く有名になるための手段としてBreakingDown出場を選び、K-1のリングを目指しているという。『BreakingDown 8』のオーディションではスパーリングで4秒KO、『BreakingDown 8』ではプロキックボクサーの外枦保尋斗にもKO勝ちした。7月の『BreakingDown8.5』では韓国との対抗戦に抜擢されたが、ミスター・ホンデに判定で敗れている。10月には九州プロキックボクシングに出場し、栗原陵に3RでKO勝ちしている。こちらもBreakingDownの方がプロキャリアで優る選手が受けて立つことになった。
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