2023年11月25日(土)中国・河北省唐山市で開催される『WLF武林風541in唐山』に、WLF武林風-60kg世界王者・朝久裕貴(朝久道場)の参戦が決まった。
朝久は父であり、朝久道場の朝久篤館長のもとで5歳から空手を学び、10歳の時にキックボクシングの練習を始めた。2015年からKrushに参戦し、無尽蔵のスタミナから繰り出すパンチ&蹴りのラッシュで小澤海斗や佐野天馬から勝利を収めている。2016年からは中国の格闘技イベント『武林風』に定期参戦し、中国でも活躍。2018年3月には武林風WLF -60kg級王座決定トーナメントで優勝を果たした。
【写真】レオナ・ペタス(右)とK-1王座を争った朝久 2020年11月にはK-1で大岩龍矢に判定3-0の完勝を収め、2021年9月にはMOMOTARO、2022年4月には村越優汰を共に1Rでマットに沈めた。9月の「K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」では1回戦でナックロップ・フェアテックスを44秒、準決勝では横山朋哉を37秒でKOする怪物ぶりを発揮したが、決勝ではレオナ・ペタスに判定負けを喫して王座を逃した。2023年5月の武林風ではヤン・ミンに判定勝ちで王座防衛に成功している。戦績は26勝(10KO)8敗。
今年2度目の武林風参戦となる今回は、防衛戦ではなくワンマッチスーパーファイトで武林風のトップファイターであるジン・イン(中国)と対戦する。
インは26歳で戦績は41勝(3KO)19敗。2015年WLF武林風新人王、2020年WLF武林風スーパーチャンピオン決定リーグ戦-63kg級王者、2023年WLF武林風 東北アジア4ヵ国-63kg級トーナメント王者。