11カ月ぶり復帰の中川皓貴がモンゴルのバットオチルと対戦
▼GLADIATORフェザー級 5分3R
中川皓貴(総合格闘技道場Reliable)
バットオチル・バットサイハン(モンゴル・Shiqen Beelii)
心機一転、GLADIATORに戦場を移すこととなった田中と同じReliable所属の中川も11カ月振りにケージ復帰を果たす。
『GLADIATOR 020』でチョ・ソンビンとのフェザー級王座決定戦に敗れ、脇腹を負傷した中川だが、新王者パン・ジェヒョクの持つベルトを狙い、復活の一歩をバットオチル戦で踏み出す。
復帰戦に向け、中川は「今回の、試合に向けて前の試合から期間が空いてしまって、みんなにも『辞めるん?』とか『辞めたん?』ってめっちゃ聞かれたんですが、男は負けたままじゃ終われないです。きっちりとやり返しに帰ってきました! もう負ける事は出来ないです。応援して頂いている方に悔しい思いはさせません。モンゴルの人は力強そうやなとか、どんな試合するんやろとかめっちゃ考えてたんですが、考えていても一緒やって思って。やる事は一つしか無いので、ただきた相手を倒すだけです。GLADIATORのことを含め、前のタイトル戦で負けてめっちゃ弱気になってた自分がいるんですが、GLADIATORの王座決定トーナメントとか見ていて、やっぱりベルトが欲しくなりました! 海外選手も増えてGLADIATORも櫻井さんのお陰で大っきくなって人気があるんですが、GLADIATORのベルトが1番似合うのは自分や思っているので!」とコメント。
対するバットオチルは、竹中大地と対戦するモンゴルのテムーレン・アルギルマーと同門のShiqen Beelii所属で、プロMMA戦績は2勝1敗ということだが、モンゴルで1度だけ開催されたことがあるIMMAFの大会で優勝し、タイガームエタイに滞在し世界レベルのトレーニングを積んできた。
2023年1月に長谷川賢タレントリレーションズ代表が現地で視察をした際に戦績に関係なく、いの一番に来日候補に挙げたウェルラウンダーだが、当時は時期的に学業に専念せざるを得なく、招聘を諦めたという将来性の高さが買われているファイターだ。モンゴル人のパワーに洗練されたMMAを使いこなすというバットオチルは、「初めての海外での試合なので、この試合は私にとって非常に重要です。 チャンピオンへの第一歩なので全力で戦いたいと思っています」と語っている。